元SMAPでタレントの中居正広が5月5日、笑福亭鶴瓶とともに番組MCを務める『ザ！世界仰天ニュース VSウイルス2時間スペシャル』（日本テレビ系）に出演。ゲストとしてリモート出演した山下智久に持ちかけた“ある相談”が話題となっている。
3月末でジャニーズ事務所を退所し、4月から芸能事務所「のんびりなかい」の代表取締役社長に就任した中居。コロナ禍によって独立直後から仕事が激減したことを鶴瓶からいじられ、「山下！山下！ちょっと相談ひとつ、いーい？」と持ちかけた。
中居は悲壮な表情で「オレ、どうすればいい？」と一言。それに対し山下は「いや……そんなこと……。中居さんはもう中居さんでもう完全にもう……」と苦笑いで言葉を濁す中、中居は「（ジャニーズ事務所を）辞めたら仕事がなくなっちゃって」と言って笑いを誘った。
中居に限らず、新型コロナの影響で仕事が減っている芸能人は山ほどいるが、「仕事がない」というのは、テレビという場での“パフォーマンス”だろう。ジャニーズ事務所退所後も、中居は複数本のレギュラーを継続しているし、『中居大輔と夜な夜なラブ子さん』（TBS）という新番組も控えている。
この中居の自虐ネタに笑わせてもらった視聴者も多かったようだが、ネットでは「金持ってるやつが仕事ないとか言っても嫌味にしか聞こえないわ」「中居以上に仕事ない奴ばかりなのによく口にできるよな」といった声が上がった。コロナ禍によってレジャー産業や飲食業を中心に、多くの人々が休業や失職に憂き目に陥っていることもあってか、センシティブな意見も相次いでいる。
国民的スターであるにもかかわらず、私生活は意外と庶民的であることが知られる中居。そんな彼だからこそ、視聴者に親近感や安心感を抱いてもらうための発言だったのかもしれない。
ちなみに、その後一部メディアが、中居がTBSの東京五輪のキャスターに就任するかも!?と報じたが、もし実現すれば「仕事がない」彼にとってはとてつもない朗報となるだろう。
