中居正広は「生粋のアイドル」! 独立後の苦労話から見えた、アイドルであり続ける理由

編集部

 かつてCMで言っていた「アイドルは超楽しい」は、本心からの言葉かもしれない。

 4月18日放送のラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送系)に、元SMAPの中居正広が出演。ジャニーズ事務所から独立した新会社での社長業に早くも苦労していると明かした。冗談ぽく「戻ろうかな」と出戻りもほのめかしていたものの、その語り口はいかにも楽しそう。ラジオでネタにしているだけに深刻さはなく、新たな業務を体験して充実した日々を過ごしているように感じられた。

 番組内で「カメラマンの知人がいないから、アー写を自身の携帯電話で撮影した」「名刺を作っていない」「(オフィスが)すんげーダサくなりそう」など、新事務所の船出が前途多難であることを告白した中居。「『トラブルなかい』にすれば良かったかな。『やばいなかい』とか『どうすんのかい』とか」と、「のんびりなかい」という会社名をイジりながら自らの四苦八苦ぶりをネタにしてリスナーの笑いを誘った

 4月1日に独立して以降、中居はたびたびテレビやラジオで今後の展望や現在の状況などを語っている。近年までジャニーズではほぼ禁止されていたSNSへの進出に意欲を見せたり、昨今の番組収録の縮小などを受けて、「仕事がほとんどない」「ずっとスーパーと家との往復」と厳しい現状を赤裸々に伝えたりしている。だが、これまでMCを多数こなしてきた中居は、ただ愚痴を吐くだけでは終わらない。しっかり笑いに昇華させて番組を盛り上げているのだった。

 そんな中居にネット上では「全力で応援してます」「最高のアー写ですよ、さらに大好きになりました」といった応援コメントが続出。「なかなか準備は進まないかもだけど楽しそう」「大変と言いながらも中居さんワクワクしてる感じがする!」と、新たな世界で楽しそうに奮闘している中居の姿に、ファンも安堵している様子が窺えた

 独立の際には多大なパワーが必要になったはずだ。にもかかわらず、人前では疲れた空気を微塵も出さずに、これまでと変わらない姿を見せる中居はやはりプロフェッショナルと言えるだろう。これからもトップアイドル・中居正広として、自身も楽しみながらファンを魅了してくれることを確信させてくれたエピソードとなった。もし万が一「ジャニーズに出戻り」しても、それはそれで、面白おかしく持ちネタのひとつになりそうだ。

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