女優の長澤まさみが闇落ちしたシングルマザー役で主演を務める映画『MOTHER マザー』の本予告映像が解禁され、生々しい演技が話題を呼んでいる。
ゆきずりの男たちと関係を持ち、その場しのぎの人生を送ってきた秋子を演じる長澤は、予告の中で息子をビンタしたり、たばこを吸ったりと、これまで演じてきた役とは違ったダークな一面を見せている。
その中でも話題になっているのが、息子の膝を舐めるシーンだ。長澤演じる妖麗な母親と、その母親の歪んだ愛情しか知らない息子が狂っていくストーリー展開からも目が離せない。
長澤と言えば、今年3月6日に開催された「第43回日本アカデミー賞」で最優秀助演女優賞を受賞。ノミネート作品『キングダム』では美しき山界の王・楊端和役の力強く演じた。これは長澤にとって2004年に公開された映画『世界の中心で、愛をさけぶ』以来、15年ぶり2度目の最優秀助演女優賞受賞となった。
従来の可愛らしい役に加え、ここ最近では映画『コンフィデンスマンJP』『マスカレード・ホテル』など、かっこいい女性を演じることも多かった長澤。今回『MOTHER マザー』では女優歴20年にして初の“汚れ役”という点でも注目が集まっている。新境地を切り開き、女優としてさらなる魅力を手に入れそうだ。
ネットでは『MOTHER マザー』の映像についてさまざまな意見が寄せられている。「長澤まさみさんに引き込まれる」「長澤まさみが、いろいろヤバそうで面白そうな映画だな」といった期待の声や、「長澤まさみって、歳を重ねるごとに綺麗になってるよね」「もともと美少女だったけど、最近は色気がハンパない」と、長澤の成長を感じているファンのコメントも多数寄せられた。
同映画が公開されるこの夏、長澤がどのような進化を遂げるのか。