4月14日の『ロンドンハーツ』（テレビ朝日系）で「格付けしあう売れっ子たち」が放送された。格付けされるのは、お笑い第7世代と第6.5世代で、お笑い系の「格付け」企画は四年半ぶりの開催となる。
今回の企画では、テレビ業界で働く女性100人にアンケートを取り、ガチの評判がランク付けされた。スタッフ受けの良さは、テレビタレントにとって重要なポイントだ。先ごろ、TKOの木下隆行がYouTubeに投稿した謝罪動画のコメントで、「新人スタッフに横柄な態度を取っていた」といった悪行が暴露されたことはよく知られている。品川庄司の品川祐もスタッフに冷たい態度を取っていたためすっかり嫌われてしまい、番組に呼ばれなくなったと聞く。
ランキングの発表者は、EXITの兼近大樹。結果発表の前にまず独自のランク付け。自身を6位と謙遜し、その理由として「イケメンではあるけど、業界の方は変な角度で見そう。俺を上位に持ってくるってセンスないんじゃないか」と不安を吐露した。すると、藤田ニコルが「私、上位にいれますよ。むしろ1位ですよ」「今だって真面目ですもん」と兼近の誠実な人柄を語った。
そこに激しいショックを受けたのが、宮下草薙の草薙航基だった。藤田は同番組内で草薙に好意を寄せデート企画が実現したことも。LINEアカウントも交換し、現在も交流を深めている。兼近は「草薙ごめんな」と話すも、思わぬ恋敵の出演に「マジで見方変わります」と悔しさをにじませていた。これに藤田は「航基くんは2位」とフォローも忘れなかった。名前で呼んでいるところを見ると、今も親密な関係なのかもしれない。
実際のランキングでも兼近は2位を獲得した。ロケ時に、りんたろー。へおみやげを買う相方思いのエピソードから「彼女になれば大切にしてくれそう!!」といったアンケート結果が紹介されると、兼近は「意外と業界の方って素直なんだな」と照れ笑い。藤田も「相方と仲良いってでかいです。（芸人コンビは）仲良くないのかなって思う時もあるじゃないですか」とEXITを激ホメしていた。
チャラいだけじゃないEXITの「イイ奴」ぶりがさらに「爆アゲ」となる放送だった。
（文＝相川ナロウ）
