志村けんさんフジ追悼「田代まさし傑作コント」映像使えず… 「じじばばコント見たかった」の声

編集部

 志村けんさんの追悼番組『志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう』(フジテレビ系)が4月1日に放送され、平均世帯視聴率は21.9%(個人は14.8%、ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録した。

 番組では、同局の『ドリフ大爆笑』『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』の傑作コントを中心に放送。スタジオには、ザ・ドリフターズの加藤茶、仲本工事、高木ブー、さらに『バカ殿様』で共演した研ナオコ、『だいじょうぶだぁ』のレギュラーだった女優のいしのようこが出演。司会は三宅正治アナウンサーと西山喜久恵アナウンサーが担当した。

 瞬間最高視聴率は、午後8時48分の27.3%。いしの演じる“おハナ坊”と、志村さん演じる“父ちゃん”の親子コントが流れた場面だった。

 なお、『だいじょうぶだぁ』のVTRでは、いしののほか、ダチョウ倶楽部・肥後克広、優香、柄本明、磯山さやかが共演したコントを放送。昨年11月に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された田代まさし被告が出演する映像は、一度も流れなかった。

「田代が長年、側用人役で出演した『バカ殿様』の映像も使えなかったため、多少限られてしまう部分もあったでしょう。特に視聴者からは、『じいさんとばあさんのやつが見たかった』と残念がる声が目立ちます」(記者)

 “じいさんとばあさんのやつ”とは、『だいじょうぶだぁ』のメインコントだった「ご存知! じいさんばあさん」のことだろう。志村さんと田代被告による「じいさんよ!」「ばあさんよ!」というお決まりの掛け合いや、「アハハ、ウフフ、エーヘヘのオーホホでだっふんだぁ」という歌で締めることでお馴染みの同コントは、番組前期では毎週冒頭に、後期でも隔週で放送されていた。

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