プロ野球「長期的にやばい」…コロナウィルス延期の中、各球団の「唯一の救い」とは

編集部
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 日本野球機構(NPB)は全12球団の臨時代表者会議を開催し、新型コロナウイルスの感染拡大により延期としていた公式戦の開幕日について、スケジュールを協議し4月10日以降とする方向性を示した。

 複数の日程でシュミュレーションし、最遅で4月24日を全日程消化のための開幕日デッドラインに設定した。これに伴い、11月7日に始まる予定の日本シリーズは11月21日の開幕に繰り下げる方向で調整している。

 出席者は一様に「シーズン143試合全日程消化はキープする」と声を上げて強調していたが……。そのワケとは。

「オープン戦を無観客にしたことで、収益面で12球団ともにかなり苦しい状況になっています。救いだったのは、開幕延期が決まったのがシーズンシートチケットを売りさばいた後だったということ。当面の間のキャッシュが球団側に入っていることが一つの安心材料となっています。

 そのため、シーズンシートチケットの払い戻しになってしまう公式戦の短縮や一部中止、無観客はどうしても避けたいというのが、球団営業担当者の本音です。入ってきたキャッシュを手放さないためにも143試合決行は至上命題です」(野球関係者)

 ただ、コロナウイルスによる経済の冷え込みが、長期的に野球界に悪影響を与える可能性が高いという。

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