劇団新派の俳優・喜多村緑郎との不倫が報じられた鈴木杏樹が18日、舞台『「罪のない嘘」~毎日がエイプリルフール~』の広島公演に出演。共演者の佐藤B作がステージ上で不倫を面白おかしくイジったことに対し、批判が殺到している。
6日の報道後、初めて公の場に登場した鈴木だが、同舞台で演じるのは皮肉にも片岡鶴太郎演じる夫がありながらも不倫をしてしまう役どころ。
一部スポーツ紙によると、この日、B作が鶴太郎に対し「もっと奥さんを大事にした方がいい。相当、愛に飢えてる。駅の近くに4,000円のホテルがあるから行ってきなさい」とアドリブを展開。鈴木と喜多村がデートに使った千葉県のラブホテルの値段を茶化し、観客の爆笑を誘ったという。
さらに、カーテンコールでもB作は「今日、拍手すごい。これだけお客さん入ったのも、杏樹さんのおかげ。この芝居よくやってくれました」と不倫妻を演じた鈴木をイジったほか、「人を愛することは素晴らしいこと。私は3回離婚してますから」(実際は2回)と自虐でフォローするなど、何度も不倫ネタを笑いの種にしたという。
これに対し、ネット上では「不倫を笑いに
変えるのは時期尚早」との見方が圧倒的。
喜多村の妻・貴城けいが、報道のショックで入院中と報じられていることから、「不倫相手の奥様やその家族の気持ちを考えているのだろうか?このように笑いのネタにするのは不謹慎であり、残酷。ひどいと思う」「なんなんだ。この佐藤B作って。不倫された女性は未だに精神的ショックを受けているのに、二次被害ではないか」「不倫され自殺してしまう人もいる。奥さんの気持ちを事を考えたらネタにするのは失礼甚だしい」といった批判が殺到している。