槇原敬之容疑者の逮捕が各所に大きな損害を与えるなか、秘密裏に進んでいた東京五輪での「世界に一つだけの花」の大合唱計画が消え去ったと、18日発売の「女性自身」(光文社)が報じている。
記事によると、新しい地図がパラリンピック公式サポーターに就任していることや、安倍晋三首相が令和会見で目指す日本の姿として同曲を挙げたことから、東京五輪のセレモニーなどで同曲を使用する構想が進んでいたとか。しかし、今月13日に槇原容疑者が逮捕されたことで、計画は一瞬にして幻になってしまったという。
「SMAP再集結の可能性もあっただけに、この報道にはファンも落胆している。木村拓哉は今月、3日間にわたり東京でソロコンサートを行いましたが、SMAPの『夜空ノムコウ』『SHAKE』『10$』『らいおんハート』は歌っても、最も売れた『世界に一つだけの花』は歌わなかった。東京五輪の“そのとき”のために大切にとっておいた可能性も考えられます」(記者)
なお、槇原容疑者の逮捕以降、SMAPファンの間では“花摘み”と呼ばれる「世界に一つだけの花」の購買運動が盛り上がりを見せており、現在、Amazonの売り上げランキングなどで急上昇している。
「東京五輪で曲が使われれば、改めて国内外からSMAPが注目され、メンバーの新たな展開が期待できたかもしれない。SMAPファンたち『曲に罪はない』というメッセージを込めて“花摘み”を呼びかけていますが、膨大なスポンサーが関わる東京五輪での使用は難しいのでしょう」(同)
槇原容疑者自身も歌っており、“マッキーが提供した楽曲”との印象が強い「世界に一つだけの花」。令和の日本を同曲の歌詞のような国にしたいと語っていた安倍首相も、今頃がっかりしているかもしれない。