97歳の内海桂子師匠、100歳詐称を狙っていた?

編集部

 現役最高齢の芸人である内海桂子が、12日にツイッターを更新し97歳となったと報告した。内海は「お陰様で何とか97歳の誕生日に舞台に立てました」と記し「そんなんでも97年間生き抜く事できました」とふりかえっている。

 内海は今も舞台に立つ現役の芸人として知られており、著名な弟子にはナイツがいる。塙宣之が、内海に関して語る「舞台でノッて来ると止まらないので、24歳年下のマネージャー兼夫が懐中電灯を照らして止める」「『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で立川談志の霊が降りてきていると話した立川志らくのあとに、内海桂子師匠が……とかぶせる」といった「失礼ギリギリ」なネタはよく知られている。

 その一つに年齢詐称がある。

「年齢詐称というと、若手の女優やアイドルなどが年齢を下に言うものが多いですが、内海師匠の場合は上に読むものだったようですね。数年前から東京オリンピックイヤーとなる2020年に100歳になるように、そういえば97、8歳くらいだったとボケたふりをしながら話すようになり、数歳年齢を上乗せしていったようです。これもナイツの塙が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)出演時に話されていたエピソードトークのひとつですね」(芸能関係者)

 内海は1922年9月生まれであるものの、実際に出生届が出されたのは半年後の1932年1月である。12日の書き込みでは「両親が駆け落ち先の千葉県銚子で私を生んだが何故か出生届を出さないまま半年が過ぎ周りからミルクがもらえるよと言われて慌てて届け出たのが今日。同年9月の関東大震災で父親とは別れたままで顔も知らない」とふりかえられている。このあたりから芸人らしい人生がはじまっていたのかもしれない。

 大正、昭和、平成、令和と4世代にわたって活躍する現役最高齢芸人に今年はよりいっそう注目が集まりそうだ。(文=相川ナロウ)

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