ナイツ“吉本イジり”漫才に賛否。ひねくれセンスは吉本社長以上?

編集部

 お笑いコンビ「ナイツ」が披露したネタが話題を呼んでいる。謹慎中の芸人のネタや22日に会見を開いた吉本興業の社長・岡本昭彦などの名前を出し、“闇営業”に揺れる吉本興業を“イジり”倒した。日頃からネタの中で不祥事を“イジる”ことで知られるナイツだが、他人の不幸で笑いを取っていく姿は性格の悪さがにじみ出ているようにも思える。

 ナイツは23・24日と、2日続けて京セラドーム大阪で行なわれた巨人対ヤクルトの試合で試合前にゲストとして出演。23日には冒頭で「ここに来ているのは“闇営業”」と切り出し笑いを取ると、現在謹慎中の「ザブングル」「2700」ムーディ勝山らのネタを使いさらに球場を盛り上げた。

 最後には吉本社長・岡本昭彦と巨人の岡本和真をかけて「岡本違いだろ」とツッコミが入るなど、終始“吉本イジり”で爆笑をさらった。翌24日にも登場し、「(前日の漫才を)怒られてしまいました」と言いながらも「テープ回してる人はいませんか?」などさらにネタを重ねた。

 ナイツは日頃から不祥事をネタにする漫才を披露することで知られている。過去にも覚醒剤の所持・使用で逮捕された酒井法子や、不倫騒動でバッシングを浴びた矢口真里などの時事ネタを漫才に入れて話題となった。最近も、圧力問題で公正取引委員会から注意を受けたジャニーズの一件をネタに盛り込み、世間をざわつかせていた。

 そんなナイツにネットからは、「塙はほんと不祥事タレントネタうまいな」と絶賛するファンがいる一方、「まじ不謹慎だよな」「これのどこにセンスがあるんだと思う」など不快感を示すファンも少なくなかった。さらには「他事務所の社長をネタにするとか頭大丈夫かコイツら」と、マセキ芸能社に所属しながら吉本の騒動を揶揄するナイツを批判する声も上がった。

 注目を集めるタイムリーな騒動を“イジる”のは、認知度も高く観客のウケもいいだろう。しかし吉本の騒動は、吉本芸人をはじめ多くの関係者の悩みの種になっていることは間違いない。そんな話題で人を揶揄し笑いを取っている姿勢は、あまり良い性格だとは言えないはずだ。ナイツのネタを書いている塙宣之は、もしかすると吉本社長・岡本よりも性格が悪いのではないだろうか。

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