ナイツ・土屋伸之『水ダウ』おぼん・こぼん解散ドッキリの元ネタを語る?

相川ナロウ

 18日放送の『ラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)において、ナイツの土屋伸之が『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の、おぼん・こぼん解散ドッキリの裏話を披露した。8年間会話がなく、おぼんから解散を仕掛けるはずが、こぼんが解散を口に出すなど、リアリティのありすぎる展開が話題となった。

 おぼん・こぼんは1965年結成、今年でコンビ歴50年を超えるベテラン漫才コンビである。『水ダウ』ではナイツの塙宣之が「仲の良い、悪いを繰り返している」と解説していたが、その元ネタかもしれない企画が90年代にも存在した。それがアニメ作品『美味しんぼ』(日本テレビ系)である。

 1990年放送の「ぼけとつっこみ」において漫才コンビ山坂すべっ太・ころん太を、それぞれおぼん・こぼんが声優として演じている。話の内容は、ケンカ別れしたコンビが、どじょうの入った柳川鍋を食べながら「どじょうの泥くささをゴボウが打ち消している。どじょうあってのゴボウ。ゴボウあってのどじょう」と気づき、お互いを認め合う良い話である。単行本の第14巻に収録されているエピソードだ。

 土屋は「話があまりにも似ている」と話し、「おぼん師匠がこぼん師匠にめちゃくちゃ言って解散するって話だったんですよね」と番組企画を振り返った。これには塙が「(『水ダウ』の企画は)説が、『美味しんぼ』の立証だったんじゃないんですか。話とのリンク率を探るっていう」とボケ、笑いを誘っていた。

 お笑いコンビの不仲に関しては、ダウンタウンの松本人志が『松本家の休日』(朝日放送系)において相方の浜田雅功と「10年ほど死ぬほど仲が悪かった」と告白し、話題となっている。「コンビ不仲と関係性の克服」は今年のホットなワードかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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