『水曜日のダウンタウン』クロちゃん監禁企画、人が集まりすぎて中止、似た例は過去にも?

編集部
『水曜日のダウンタウン』クロちゃん監禁企画、人が集まりすぎて中止、似た例は過去にも?の画像1TBS系『水曜日のダウンタウン』番組公式Twitter(@wed_downtown)より

 26日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、安田大サーカスのクロちゃんが出演する「モンスターハウス」が最終回を迎えた。クロちゃんは、指輪を使い回して2人の女性に告白するなど、相変わらずのクズぶりを見せた。

 番組の最後は生放送に切り替わり、クロちゃんが公開告白を行うも、あっさりとふられた。視聴者投票により「許す」「許さない」が審議され、結果の割合を時間に換算してとしまえんの檻に監禁されることになった。結果は約95%が「許さない」となり、約23時間の監禁が決定した。すると放送終了後にクロちゃんをひと目見ようと視聴者がとしまえんに殺到し、企画自体の中止が発表された。来場者のマナーの悪さが目立ったとはいえ『水ダウ』の人気がそれだけあるともいえる。こうしたゲリラ的なテレビ企画は過去にも存在した。

 1990年代にいじめ自殺問題が取りざたされていたときには94年から95年にかけて放送された『進め! 電波少年』(日本テレビ系)をベースとするカウントダウン番組『いけ年こい年』(同)中で松村邦洋が「いじめたいなら僕をいじめろ」「殴るならオレを殴れ!」と呼びかけた。すると、幕張メッセにタチの悪いヤンキー、チーマーが殺到し企画自体が中止となる。

 99年から2000年の年越し特番『めちゃ2あいしてるッ!』(フジテレビ系)では、ナインティナインの岡村隆史が、路上に飛び出しフルマラソンに挑戦。深夜の都心部を駆け抜けるも、コースを予想した視聴者が殺到し、音声が抜けるなど中継トラブルが頻発した。岡村はのちにラジオ番組で「シバきたい奴がたくさんいた」と現場の様子を語っている。

 03年にはさまぁ~ずの名古屋ローカル番組『げりらっパ』(名古屋テレビ)において、繁華街である栄の路上を自転車で通ったところ、若者と大乱闘となる場面が映し出され「画像が大変乱れております。しばらく、そのままでおまちください」のテロップが表示された。

 こうしたゲリラ的な企画は、面白さはあるが、その分リスクがあるのは確かだろう。
(文=相川ナロウ)

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