ナイツ「シュール企画でベロベロ」ビールサーバー担いで街ぶらロケ。人気漫才師ながら体張りまくり

編集部

 BSテレ東で4日、漫才師「ナイツ」の新番組「ナイツのビールいかがっすか?」がスタートした。

 番組は、ナイツが背負ったビールサーバーからビールを注ぎ、街の人々と酒を酌み交わしてトークを展開するというシュールな内容。シュール過ぎて“誰得”番組かと思いきや、意外にも緩い空気がネットからは好意的な反応が相次いだ。

 番組では、番組自身が「史上初!」と謳う「20kgのサーバーを背負って地元グルメを探す旅」を行う。初回は伊豆・下田で、道行く街の人々とシーフードを中心としたグルメを楽しみながら、ナイツの2人が注いだビールで乾杯していた。またナレーションは、同局の新人アナウンサー・池谷実悠が担当。学生時代に球場でビールの売り子経験をしていたという、過去の経験が買われての池谷起用となった。

 芸人が酒を飲んでトークを繰り広げる番組といえば、フジテレビで放送されている「ダウンタウンなう」など人気番組も少なくない。今回のテレ東でも「博多華丸・大吉」の2人がそれぞれの番組を持つなど、“酒飲み番組”は事足りている。そこで番組の“独自路線”が注目されることの多いテレ東が出した答えが、“ビールサーバーを背負って街を歩く”だったようだ。20kgもあるサーバーを軽くしようと、必死にビールをふるまい、自身も飲んでいたナイツの2人は、すぐに酔っ払う有様だった。

 そんな緩すぎる空気で進行した番組に対しネットでは、「BSらしい緩さが合ってたかな」といった高評価が相次いだ。「ビールサーバーを軽くしたいからかどんどん進んでいくロケに反比例して酔いがきてる2人が面白い」など、番組が進むほどに酔っ払い緩さの増していく番組がツボにはまる視聴者も。さらには「テレ東はBSの方も切れ味あるなぁ」と、テレ東らしさを貫く番組制作を評価する声も上がった。

 週刊誌「週刊文春」が9月に発表した「好きな芸人ランキング」で8位にランクインするなど、人気を確固たるものにしてきているナイツ。そんなナイツの漫才のように、どこか緩さと暖かさを感じさせる番組はどこまで人気となるか。居酒屋番組で居酒屋を飛び出すという選択が、どこまで支持されるかを見守っていきたい。

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