福士蒼汰「崖っぷち」悪役挑戦は吉と出る?今では“中川大志のそっくりさん”

編集部

 2日、映画「カイジ ファイナルゲーム(1月10日公開)」の新カットが公開された。そこで注目されているのが、主人公・カイジの敵役として登場する福士蒼汰の“戦慄のにらみ顔”だ。さわやかな若手俳優の代表格として平成後期を彩ってきた福士の変貌ぶりからは、中堅俳優としての活躍を目指す並々ならぬ覚悟が伝わってくる。

 福士といえば、2011年に俳優デビューして以降、同年に早くも「仮面ライダーフォーゼ」として第一線で活躍。主人公ライダーをさわやか元気印キャラで演じきり、お茶の間の子どもたちだけでなく、お母様方をも魅了。

 その後も、甘いルックスを活かしてラブストーリー、さわやかキャラにピッタリの清涼飲料水CM、そしてバスケットボール部で培った身体能力をアクション映画で発揮するなど、多彩なフィールドで“THE二枚目俳優”として重宝されてきた。その人気は安定しており、2019年は連続ドラマ「4分間のマリーゴールド(TBS系)」で主役を演じ、多くの視聴者の感動を呼んだばかりだ。

 ただ、俳優業界は福士ほどの人気役者といえど安泰ではない状況だ。NHK大河ドラマの主演が決まっている吉沢亮、ダンスロックバンド「DISH//」との二刀流で活躍する北村匠海、父・千葉真一ゆずりの強烈なオーラを武器に出演作で存在感を示す新田真剣佑など、ハタチ前後の若手俳優が続々台頭。今年で27歳となる福士はもはや中堅に手がかかっている。

 さらに、2019年のNHK朝の連続テレビ小説「あさぞら」でヒロインの相手役として一大ブームを巻き起こした中川大志は容姿がそっくり。「福士蒼汰と中川大志の見分けがつかない」とSNSで揶揄する声もあがっている。人気急上昇中とはいえ、後輩俳優と同列に扱われる現状に、福士の心中はおだやかではないだろう。

 そうした苦境を打破する可能性も秘めた人気ギャンブル作品での悪役挑戦。シリーズ過去作で伊勢谷友介が悪役として新境地を切り拓いたことを考えると、福士も新たな一面を世間にアピールできるかもしれない。“脱・そっくりさん”のカギは、自身の演技力に懸かっている。

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