爆問太田、最近のお気に入りネタは長尺の「たけし語り」

編集部

 24日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)において、太田光がビートたけしのものまねを披露した。この日はクリスマスにあたるため、たけしが出演した映画『戦場のメリークリスマス』のフレーズからスタートした。

 さらに「最近の若手はうまいよな。ミルクボーイとか」と、『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)で優勝を果たしたコンビを講評するスタイルで「イチローとかもよお」と、スポーツに関しても語り始めた。これは最近のたけしが見せる講評芸のマネであろう。少しかすれた声は、往年の立川談志をも彷彿とさせる。

 たけしは立川談春の著作をもとにしたドラマ『赤めだか』(TBS系)で実際に談志役を演じており、NHK大河ドラマ『いだてん』では古今亭志ん生役を演じている。

 これには相方の田中裕二も「そこまでじゃないから。わかるよ、そういうニュアンスは」と理解を示しながらも、太田があまりにこのネタを気に入り、しかも10分、20分といった長尺で行うため『爆チュー問題』(フジテレビ系)で共演したチョコレートプラネットが呆れ果てて怒ることもあったという。「あれがなければあと2~3回は通しで練習できた。なんでスタッフが止めないんだ」といった様子だったようだ。

 爆笑問題の太田光の番組は、とにかく収録時間が長いことで知られる。これは常に話が脱線するのと、小ネタを挟んでくるためである。そのため、土田晃之などがストッパーとして番組に呼ばれることもある。ほかの出演者もそうした役割を期待しているようだ。

 ビートたけしのものまねといえば松村邦洋や劇団ひとりなどが知られる。ただ、彼らがマネするたけしは、あくまで全盛期のたけしであろう。太田お気に入りの70代の立場からお笑いを語るたけし芸は、新たなネタの一つに数えられそうだ。(文=相川ナロウ)

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