『M-1』落選の和牛、当日深夜のラジオ内容が切なすぎる

編集部

 4日に『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)の準決勝が行われ、決勝進出メンバーが決定した。結成15年目のラストイヤーで食い込んだかまいたちや、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「新春おもしろ荘」で優勝を果たしたキャラクター芸人ぺこぱなどが並んだが、昨年まで3年連続で準優勝となり、優勝候補の筆頭格といえる和牛がまさかの落選となった。

 この日の深夜にはラジオ番組『和牛のモーモーラジオ』(文化放送)が流れるも、事前の録音番組のため2人は結果を知らない。和牛は『M-1』常連であるため、川西賢志郎は「ちょうど上半身裸のファイティングポーズを撮ってたりする頃ちゃうん?」と話し、水田信二も「すごい時間かかるねんな。朝方までいっちゃう」と『M-1』決勝進出決定後にコンビがこなすハードスケジュールを語った。

 水田は「早よ卒業しなきゃ。有終の美を飾りましょうや」と話し、優勝への意気込みを語った。2人の話しぶりからは、決勝進出を確信しているようにも見えるだけに切ない。

 さらに川西は今年は「肩に力もそこまで入っていないし、いい抜け感」とリラックスしたムードであり「毎年『M-1』で浮ついたことを言うのはセーブしていた。ここは茶化さんでおこうと。『今、落ちてるかもしれませんけどね』というのも、別に言うてもええかなとなっている」と心境の変化を語っていた。ただ、実際に落ちてしまうとは思っていなかったのではないだろうか。

 さらに水田はボケとして「いちおう優勝した場合の忙しいスケジュールを書いている」とも話していたが、こちらも空しく響く。

 もちろん和牛は、22日の放送当日に行われる敗者復活戦への参加権利がある。そこから勝ち抜けば優勝する可能性もある。ただ、準決勝で「落ちた理由」を克服しない限りは、優勝は難しいだろう。和牛にとってはかなりプレシャーのかかる戦いと言えそうだ。(文=相川ナロウ)

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