『M-1』準決勝敗退、要注目コンビは鬼越トマホーク?

編集部

『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)の準決勝進出メンバー25組が20日に発表された。これにネット動画で配信される準々決勝動画で再生数の多かった1組が「GYAO!ワイルドカード」枠として準決勝へ復活し合計26組から9組が決勝戦へ進出する。本番当日に発表される準決勝からの1組復活もおなじみだ。

 今年は惜しくも準々決勝で敗れてしまった注目コンビは多かった。闇営業問題からのみそぎ出場を果たしたスリムクラブ、兼近大樹の過去の逮捕報道が物議を呼んだEXITなどが敗退している。もう一組、ダークホース的存在だったのが鬼越トマホークだ。

 鬼越トマホークは、11月2日放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)へ出演。彼らは喧嘩を止めに入った芸人に「的確なアドバイス的な毒舌を吐く」ネタが持ち味である。当日は出演者全員のネタを用意するも、爆笑問題の太田光にことごとく場を潰され、怒りのあまり喉仏を押し込み、その後に喉が閉まった太田がうまくしゃべれなくなるハプニングを呼んだ。

 さらに彼らはリベンジを果たすべく12日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)に緊急出演し、金ちゃんは「爆笑さんのことが好きだったが本気で共演NGを出そうと思った」と裏側を暴露していた。さらに「毒を吐く方」である坂井良多は、用意していたネタを披露し、相方の宮迫博之が謹慎中の雨上がり決死隊の蛍原徹には「お前同情で仕事もらってるだけだからな」、「あの場で仕事をしていない」と断罪した土田晃之には「笑いより情報」、MCを務めた関ジャニ∞の村上信五には「お笑いもできまっせ感が、鼻につくんだよ」とかなりの毒を用意していたようだ。

 さらに坂井は自身の芸歴に触れ「10年やって地位も金も手に入らないんだったら、めちゃくちゃやって爪痕残そうかな」といった話を行い、太田光から「一番やヤバいやつ」と呆れられ、『M-1』優勝への期待も寄せられていた。

 惜しくも『M-1』では敗れたが、鬼越トマホークがさらなるブレークを果たす可能性もありそうだ。(文=相川ナロウ)

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