先月25日に公表されるも、患者団体などから抗議が相次いだ事で自治体への発送が中止され、事実上のお蔵入りとなった厚生労働省のポスター。このポスターは、人生の終末段階において、治療やケアの方針をあらかじめ家族と話し合っておく「人生会議」という運動を扱ったものとなっている。これにはお笑い芸人の小藪千豊が起用され、おどけた顔をしながら「俺の人生ここで終わり?」などとキャッチコピーが打たれたことで、物議を醸すこととなった。

 さらに、28日の参院厚生労働省委員会では、同省の局長が吉本と4070万円で契約したと語ったこともあり、現在も批判が相次いでいるが、この件に関して小藪がしたコメントが話題を呼んでいる。

 12月3日にAbema TVで放送されたニュース番組『Abema Prime』に小藪は出演。冒頭に「昨日、僕のポスター的な事をこの番組が取り扱ったということでね。僕、見てないんですけど」と切り出した小藪は、「ポスターで4,070万かかっていると思っている方が多くて。(中略)4,070万の中に、ポスター……僕ね、もう撮ったんですけど、ポスターだけじゃなくて、その前にCM何パターンか撮ってるんですよ。CM撮って、ポスター撮って、その後うちの若手たちが全国に人生会議のイベントをやったり、それをまたグッズを展開したり、メディアPRしたり、色々込みで4,070万」と内訳を説明。

 続けて、「それで『これだけやりました、経費かかりました、どうですか』って言ってからお金をもらうというシステムで。だからまだもらってませんし、それは『なんや、全然やれへんかったやんけ』となれば低くなるし。予定の額だったっていうことは担当者が言ってましたね。(中略)それでも高いとお叱りあるのであれば、それはそうですか、って感じですけど」と、まだ払われていない上、ある程度の歩合や経費込みの参考額であったことを強調した。

 この件について、ネット上では「この人は役割果たしたよ。企画立案したわけじゃないし」「小藪が悪いわけじゃないでしょ」と小藪を擁護する声もあるが、「税金の無駄遣いになった」「言い訳はどうであれ、吉本と(政府が)ずぶずぶな関係なのはわかった」「癒着とかやめてほしい」と、この件で小藪の所属する吉本興業に国から金が払われていたということに疑問を持つ声が多い。

「小藪さんの言葉を信じれば、イベントとかまで全国で行ってこの額で、かつある程度の歩合や経費も込みだったわけですし、そこまで問題視される額なのかなあと。

 ただ、吉本は去年、お笑いコンビのミキなどが行った京都市に関するツイートに対して、京都市が宣伝料を払っていたことが今年の10月に発覚し、ステルスマーケティングなのではないか批判を浴びていました。そこからあまり時間も経っていない状況で、こうした問題が起きたことで、より多くの批判を浴びる結果になったのだと思います」(芸能ライター)

 親方日の丸と吉本の黒い繫がりがあるのではないか――。一連の出来事は、人々がそう邪推をするのに十分な材料が揃っていたということだろうか。事実はどうあれ、小藪にとって今回の件が逆風になることは間違いないようだ。

小藪千豊「厚労省ポスター4070万円」釈明が話題。「CM撮って、ポスター撮って、全国に人生会議のイベント」のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!