人気お笑いコンビメイプル超合金の安藤なつが、年下の一般人男性との結婚を発表した。11月22日の「いい夫婦の日」へ入籍を果たした。
安藤といえば、身長170センチにして体重は130キロな巨漢デブ芸人として知られている。全身真っ赤の衣装に金髪というカズレーザーとの異色の男女コンビ、メイプル超合金でも知られる。現在はもっぱら「カズレーザーの相方」として認知される彼女であるが、実は隠れた苦労人として知られる。
「安藤なつは90年代の人気番組『ボキャブラ天国』シリーズ（フジテレビ系）を観て芸人を志し、高校在学中からお笑い活動をはじめます。ここからを芸歴とカウントするならば20年以上のベテラン選手ですね。当初は女性同士のコンビを志向していました。2009年にタレントだった松原陽子とぷち観音を結成します。かわいらしい松原に対し、ブスキャラの安藤と対比が強調されたコンビですが、3年で解散に至ります。安藤の松原に対する束縛が強すぎたためと言われていますね」（芸能関係者）
ぷち観音を解散しピン芸人となっていたところに現れたのがカズレーザーだった。彼から誘われる形でコンビを結成している。
「ご存知の通り、カズレーザーはクイズ番組で抜群の正答率を誇るなど、頭の回転が非常に早い人物です。安藤はぷち観音ではデブ体験をいじられるボケ役でしたが、機転を利かせたカズレーザーは『太った人がツッコミになった方がいい』と切り替え、実際にブレークを果たしました」（前出・同）
こうした男女コンビの場合、にゃんこスター同様に「男女の仲」を疑ってしまうが、カズレーザーがバイセクシャルを公言しているため、そうした関係には至っていないようだ。安藤の結婚後もマイペースで活動を続けてゆきそうだ。（文＝相川ナロウ）
