野呂佳代「生ラジオ号泣」はバナナマン・設楽統のパワハラ説教が原因!?苦労人ならではの“愛ある指摘”がグサリ

編集部

 先輩芸人の付き人としてお笑いの道に入った苦労人の設楽だからこそ、後輩への指導も厳しく温かいものになるのだろう。

 先月30日放送のTBSラジオ「バナナマンのバナナムーンGOLD」に出演した「バナナマン」設楽統が、前週の同番組に出演した元「AKB48」のタレント・野呂佳代が泣き出してしまった“放送事故”について言及。番組CM中に野呂のトークについて「ダメ出しして泣かせた」と明かした。しかしその内容は「小手先(のトークで)で勝負したらダメ」という、バラエティの先輩としての指導だったようだ。一見すると“先輩男子が女子を泣かせた”パワハラのようにも見えるが、実は逆に野呂への期待を込めた対応だった。

 バナナマン・設楽は番組で、“空回りトーク”を自身の武器とする野呂に対し「“空回り”の手法一辺倒で笑いを取りに行っていたら、トークスキル上がらないぞ」と指摘した、と語った。さらに設楽は、空回りもお笑いのテクニックのひとつで自身も若手時代は使っていたと述べ、「『小手先で勝負しちゃダメだよ』という意味で、野呂だから言った、みたいなところはある」と続けた。つまり、“安易な笑いの取り方”で終わらず、“技術で笑わせる”ことを野呂に求めた格好だ。設楽の野呂への期待の大きさが伺える。

 設楽の明かしたダメ出しの本心について、リアルタイムでラジオを視聴しTwitterで“実況”していた野呂も「ほんとに、優しく教えてくださったんです。優しくていじってくださって」と、感謝の念を伝えている。さらに野呂は続けて、先月18日に開設した自身のYouTubeのチャンネル名を「ノンティーch」から、バナナムーンでの野呂の代名詞「イノシシ」から「野呂佳代のイノシシちゃんねる」に変更すると宣言。期待を寄せる設楽の言葉を、しっかりと受け止めていた。

 “元AKB”という引きの強い看板を持つ野呂だが、AKB不動のセンターで今年3月に“ママタレ”という属性も獲得した前田敦子や、auをはじめ多数のCMに出演する川栄李奈、東京五輪関連の仕事も舞い込んできている高橋みなみなど、同じ金看板を持つタレントは強力なライバルばかりだ。野呂がそんな世界を生き抜いていくためには、設楽の期待するレベルアップは必要不可欠となるだろう。

 バナナマンが「乃木坂46」の“公式お兄ちゃん”としてメンバーから慕われていることは、よく知られている。そんな設楽にとって、元AKBの野呂も“放っておけない妹”なのだろう。これから先、芸能界という大海原で道に迷わずしっかりと生き抜いていくため、厳しくも優しいアドバイスを送ったに違いない。その思いは野呂にしっかりと届いた。今後の野呂の成長が期待される。

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