21日に放送された日本テレビ「1周回って知らない話 2時間SP」に「嵐」櫻井翔が出演し、2004年に初めてパーソナリティーを務めた同局「24時間テレビ」について語った。当時番組中に「嵐」相葉雅紀が読んでくれた手紙が「嵐にとって大きかった」と明かし、ネットでは大きな反響を呼んでいる。
櫻井は相葉の手紙について、「僕らにとってめちゃくちゃ大きかった」とグループのこれまでを振り返った。
相葉が読んだ「トップになりたいって夢、絶対かなえようね」という言葉はメンバー全員の胸に刺さったという。続けて 「相葉がそんなこと思ってるなんて思ってないし、そんなこと出来るわけもないと思ってた。彼が誓いを立てた」と、当時の相葉の手紙が嵐を支えてくれたのだと語った。
嵐は当時、「関ジャニ∞」や「KAT-TUN」、「NEWS」ほどの人気はなく、しばらく低迷期が続いていた。ブレイクできない状態があったからこそ、相葉の手紙はメンバー同士の強い絆を生んだのだ。櫻井は当時について「自分達のこれからについて夜通し語り合えるのは5人しかいなかった」とコメントしている。
番組放送後、ネットでは「ティッシュが間に合わないよ~」「何度見ても泣いちゃう」「涙が止まらない」と、涙なしでは見られないといったコメントが多く寄せられている。「嵐のシンデレラストーリーはここから始まったと思う」と古株ファンの声や、「今年は誰が手紙読むのかな」と24時間テレビを楽しみにしているファンも。
今年、史上最多5回目のメインパーソナリティーを務める嵐だが、今回は誰が手紙を読むか、注目が集まっている。あれから15年、嵐のシンデレラストーリーという番組構成で、また相葉が手紙を読む可能性が高そうだ。24時間テレビのテーマ「人と人 ~ともに新たな時代へ」にあわせて、2020年には解散を控えた嵐らしい内容を期待したい。