阪神タイガース「外国人」は来年もハズレ濃厚? 「大本命」争奪戦に敗れ、迷走か……

編集部

 プロ野球DeNAベイスターズが15日、メジャー通算33発のタイラー・オースティン内野手(前ブルワーズ)の獲得を発表。この秋、主砲の筒香がポスティングによるメジャー移籍を目指しているだけに、早急に手を打った格好だ。

 ただ、DeNAよりもずっと早くこの大砲を狙っていたチームがある。同じく主砲不在に喘いでいる阪神タイガースだ。

 伝説の三冠王バースや、オマリーなど超ド級の大砲助っ人の獲得を目指して、毎年のように“ハズレくじ”を引き続けている感のある阪神。

 今年も終盤で4番を務めたマルテこそ、そこそこの成績を残したものの、シーズン中盤でテコ入れのために獲得したソラーテが「モチベーションが上がらない」という理由で帰国するなど、特に野手獲得に関しては決して上手くいっていないようだ。

 他球団では、多少の当たりハズレはあるものの、コンスタントに主軸を担う外国人を獲得しているが、こと、この関西の人気球団に限っては、大砲獲得が積年の悲願となっている。関西系のマスコミも新しい外国人が来るたびに「バースの再来」と期待して、肩を落とし続けている状況だ。

「虎の恋人として、ほぼ既定路線だったオースティン内野手を獲られてしまったのは、阪神にとって痛いですね。本拠地の甲子園特有の浜風の影響もあって『右の大砲』に拘っているだけにオースティン争奪戦の敗戦は“激痛”です。

矢野監督からも要求が出ているだけに、フロントは意地でも誰か見つけてくるでしょうけど、強引に獲得したはいいが、またもハズレ……ということにならなければいいんですが」(野球記者)

 記者曰く、近年はあまりにも裏切られ続けているため、とにかく助っ人外国人に対する見切りが早くなっているという阪神。実際に今シーズン終了でクビを切ったばかりのナバーロは現在、プレミア12のメキシコ代表で大活躍している。

 果たして、来年はどんな“第2のバース”を連れてくるのか。打倒巨人、そしてリーグ優勝へ、そろそろ大当たりがほしいに違いない。

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