24日、P&Gのヘアケアブランド「パンテーン」の新CMの放映が開始された。
CMには黒柳徹子をはじめ有村架純・今田美桜・りゅうちぇるといった世代をこえた人気者が出演している。しかし、黒柳のナレーションは滑舌がスムーズではないため、映像に字幕が表記されるという異例の措置が。ネット上では芸能界の大御所・黒柳の起用にツッコミが続出しており、P&Gとしては本意か不本意か定かではないが間違いなくバズっている。
同CMは11月1日発売となる4種類のシャンプー&トリートメントを紹介する内容。パサつきやべたつきといった人それぞれの髪の悩みに応える商品特徴をアピールするように、CMでは黒柳をはじめとした4人が生き生きとした表情を浮かべている。黒柳はメインキャラクターとして、人の内面から溢れ出る自信や美しさをナレーションで説いており、最後には「この髪にいこう!」と大御所とは思えない張った声で髪に悩む人々の背中を後押ししている。
しかし、黒柳のナレーター起用にはネットで疑問の声が続出。「黒柳徹子の滑舌が悪すぎてCM見ても商品のことが全然入ってこない」「黒柳徹子がパンテーンのCMしてるの斬新だなwww」「パンテーンのCMは迷走しているなぁ。 なぜに、黒柳徹子。。。」など、黒柳のキャラクターと滑舌が気になるようだ。
一方で、共演する有村架純については「有村架純可愛すぎるからいち髪からパンテーンに浮気する」、今田美桜は「パンテーンのCMの今田美桜ちゃん果てしなく可愛い…大好きすぎる」と絶賛の嵐。まさに明暗がわかれたかたちで、『メインが有村架純ちゃんだったら・・・・・・』とファンのタラレバがでてきても仕方ない結果だ。
ただ、今の時代叫ばれているのは『ダイバーシティ』。社会全体で、年齢や性別をこえて多様な人が個性を活かして活躍できることを目指している。黒柳徹子やりゅうちぇるの起用はまさにその思想の象徴だ。黒柳のメイン起用が話題になること自体が、社会の考え方を変える一石になっていることは間違いない。