元「乃木坂46」で女優の深川麻衣は14日、Instagramでストーリーズを更新し、Instagramのコメント欄を一時閉鎖することを報告。閉鎖は深川の投稿に多数寄せられる“スパムコメント”の存在が原因だと明かした。
スパムコメントは「私も使ってみて効果抜群でした！」といった、あたかもその芸能人が使っているように思わせるサプリやコスメの宣伝だ。しかし裏を返せば、深川がスパム業者に“影響力があるタレント”と認識されていることの証明でもある。スパムを、映画やドラマに順調に出演を重ねて注目を集めるようになった“有名税”と割り切り、さらなる活躍が期待される。
深川はストーリーズにテキスト形式で思いを綴った。最近自身の投稿に増えてきたスパムコメントの存在と、見つけるたび手動で消していたことを明かし、対応しきれない量が投稿されるため、「一度コメント欄を閉じる選択を取ることにしました」と報告した。深川に限らず人気芸能人が狙われるスパムは、過去には中村アンや菜々緒なども被害に遭っていることに言及。自身の投稿に寄り付くスパム投稿に対して警鐘を鳴らしていた。
スパムで宣伝されるのは、女性をターゲットとした美容系や健康系の商品が大半だといい、とくに女性人気の高い芸能人が狙われることが多い。深川は今年に入り、NHKの連続テレビ小説「まんぷく」や、初の連ドラ主演となったテレビ東京「日本ボロ宿紀行」、フジテレビの大ヒットドラマの続編「まだ結婚できない男」など、数々の話題作に出演しており、注目度が急上昇中していると言って間違いないだろう。
2016年の卒業まで1期生として乃木坂を結成当初から盛り上げた深川だが、卒業後はお世辞にも活躍しているとは言い難い時期が続いていた。だが2019年に入ると、深川は連続テレビ小説への出演や連ドラ主演、さらに映画への出演も連続し、立て続けに日の目を見る起用でチャンスを掴んだ。
世間から注目されるほどに、スパム業者も寄ってくるのは宿命とも言える。“ファンに迷惑がかかる”とマイナス面ばかり見るだけでなく、「業者に狙われるほど売れっ子の女優になった」と堂々とした態度で臨んでほしい。スパム業者も黙るほどの、深川の活躍をファンも待っているに違いない。
