EXIT兼近大樹「自伝小説」ゴーストライター疑惑すら織り込み済み?

編集部

 EXITの兼近大樹が現在執筆中といわれる自伝的小説が話題だ。4日放送の『爆報!THE フライデーSP』(TBS系)を受けてのツイッターで「テレビでは描けない部分も多々あります。兼近自身も知りたい方には何もかもさらけ出したいと思っていますので中卒のチャラ男が初めての自伝的小説に取り組んでいます」と報告している。

 番組では兼近が芸人を志したきっかけとして、留置所でピースの又吉直樹が書いた本を読み、芸人という仕事に興味を持ったと紹介され、番組には又吉自身も出演していた。又吉といえば2015年に『火花』(文藝春秋)で芥川賞を受賞し、10月には『毎日新聞』(毎日新聞社)に連載していた小説『人間』(毎日新聞出版)も発売している。

 所属の吉本興業としては、兼近を「第二の又吉」として売り出したい思惑も透けて見えるが、そこで生じそうなのが「本当に本人が書いたのか」というゴーストライター批判であろう。

「芸能人が書籍を出す場合、構成などの名目でゴーストライターが付くのはよくあります。さらに本人の語りおろしを、ライターや編集者が文章化することもあります。先日話題になった浜崎あゆみの実質的な暴露本『M:愛すべき人がいて』(幻冬舎)も別に執筆者が立てられています。

兼近はツイッターで『自伝的小説』と銘打っていますが、エッセイや、告白調のノンフィクションとすれば問題はないといえるでしょう。ゴースト関連のツッコミや批判も生ずるでしょうが、彼らのチャラ男キャラは、それらもネタにできるでしょうから、批判は織り込み済みともいえます」(業界関係者)

 どのような形式になるかはわからないが、実際に出版されれば注目を集めるのは間違いなさそうだ。(文=相川ナロウ)

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