7日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBS系)において、今話題の映画『ジョーカー』を鑑賞したエピソードが語られた。

 金曜夜に観に行ったため、普通の席はすべて売り切れており、通常料金へ3000円ほどをプラスしての特別席となった。これには飲み物や食べ物を買えるミールクーポンが1200円分付属しているが、伊集院は「意外に思われるかもしれないけど、映画観る時物を食べない」と話し、使い道に困ったようだ。

 さらに『ジョーカー』は「陰々滅々の映画です。アメリカでは大手の映画チェーンは『とにかく子供に見せないでください』といっている作品なのに、キャラメル味のポップコーン食う?」と、食べ物と映画の内容のミスマッチをツッコみ笑いを誘っていた。

「不幸な男の中に狂気が芽生えてくる。『タクシードライバー』のような作品です。バッドマンも出てきません」と「重い映画」だと宣伝されているにも関わらず、ポップコーンほか飲食を楽しみながら映画を鑑賞する観客の姿にギャップを感じたようだ。それでもミールクーポンを捨てるのはもったいないため、200円の水6本を持ち帰り、自身の姿を「三浦雄一郎か」と登山家になぞらえ笑いを誘っていた。

 さらに映画館にまつわる思い出として、落語家の内弟子修行時代に、江東区の東陽町に寄席があり、バス一本で出られる錦糸町の映画館の無料券を定期的にもらっていた。ある時、推理作家アガサ・クリスティ原作の映画を観ようとした観客が、自身と兄弟弟子ともう1人しかおらず、顔見知りの映画館スタッフに肩を叩かれ「帰ってくんないか」と言われたという。さらに「あんま面白くないよ」と、ミステリ映画の犯人も暴露しかねない勢いだったようだ。

 そうした牧歌的な時代から比すると、映画館の変化に伊集院も驚きのようだった。(文=相川ナロウ)

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