伊集院光、コブクロ小渕健太郎の「甲高い独唱」にエール?

編集部

 16日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、15日に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)における、コブクロ小渕健太郎の独特の「君が代」独唱について語られた。

 この日は敬老の日であり、伊集院は小渕のパフォーマンスに「俺自身の老化」も感じながら向き合ったという。

 小渕は高音を外しまくり「プロ歌手とは思えない下手さ」「絶対に笑ってはいけない状態」といった非難が殺到している。伊集院は小渕の歌を聞き深夜ラジオのパーソナリティとして最初に「どうイジってやろうか」という思いが浮かぶとともに、もう一方で「彼は本番のオリンピックでも君が代を歌うべきなんじゃないか」と語った。

 それは「すごく悔しかったり、恥ずかしかったり、キーが出ない夢を見続けるくらいだったら、今の何十倍もプレッシャーがかかる来年のオリンピックで、高音でいかに歌うかで、彼の歴史でいっさいのくもりがなくなるのではないか」と考えたようだ。これは、生放送のラジオ番組を常にこなしつづける伊集院として、小渕に思い入れがあるのだろう。

 ただ、同時に「新国立競技場の上空に、無数のコウモリが飛ぶような。高音で何か東京界隈の野生の動物が同じところをぐるぐるまわる状況になるまで」とイジり、自身に「深夜放送向いている気がする。それほど向かないことはない気がする」と言い聞かせ笑いを取っていた。

 さらに小渕には、今回の失敗は「自分でイジった方がいい。ここでダンマリじゃない方がいいと思うんだよね」と、正解はないにせよ、ベターな選択肢も提示した。「一度失敗するとおじさんたちは開き直れるわけ。やり直せる」と話し、小渕にエールを送った。(文=相川ナロウ)

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