チャゲアス「なぜ解散でなく脱退」!? “不仲”より深い裏事情とは……

編集部

 歌手のASKAがデビュー40周年を迎えた25日、音楽デュオ・CHAGE and ASKAから脱退することを自身のブログで表明した。

 ASKAは、「2009年2月、私たち『CHAGE and ASKA』は『無期限活動停止』を発表いたしました。『解散』を決意した私が、当時のマネジメント会社から、半ば、説得されるような形になり、『無期限活動停止』となりました」と10年以上前から解散を望んできたことを強調。

 さらに、Chageとの関係について「私は、相棒の『電話番号』も『メールアドレス』も知りません。彼の弁護士を通してしか、連絡の方法がありません」と明かし、「相棒は、まだ『解散』を受け入れていません。ましてや、この『脱退』も受け入れられないでしょう」と一方的な表明であると説明。

 また、文末には「Chageへ。1207」と意味深な数字が添えられており、ファンの間では「いずれな」を意味する暗号との見方が広まっている。

 そんなASKAに対し、Chageはファンクラブサイトで「1ヶ月ほど前に2回、ASKAに対して二人での面会を申し入れましたが、実現出来ませんでした」と話し合いを拒否されたことを明かしながらも、「僕の意思に関わらずこのような状況になったことすらも前向きに捉え、ソロ活動に邁進出来る今の環境を僕自身も真摯に受け入れようと思います」と前向きに綴っている。

「不仲で知られるASKAとChageが唯一顔を合わせていたのが、CHAGE and ASKAのマネジメント会社が毎年6月に行う株主総会。この会社は、2人が抜けた現在も、CHAGE and ASKA関連商品をリリースするなど稼動している。ASKAは以前、自身のブログで『2008年頃からずっと繰り返しています』と綴り、株主総会で解散を要求し続けていることを暴露。しかし、『経営上』の理由から会社を解散できないと拒否され続けたといいます」(記者)

 現在、ネット上では一方的に脱退を発表したASKAに批判が集中しているが、10年以上も解散を許さない事務所にも疑問が残る。

「CHAGE and ASKAは、ASKAが脱退を表明した今月25日にも、2000年に開催された『韓日親善コンサート Aug.2000』を収録したDVDをリリース。もし会社をたたんでしまうとなると、過去の映像などの権利を手放すことになりかねない。そういった大人の事情が重なり、解散発表ができないのでしょう」(同)

 波紋を広げているASKAの一方的な脱退表明。CHAGE and ASKAは、とうの昔に壊れていたようだ。

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