22日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』（ニッポン放送系）において、煽り運転と暴行容疑で逮捕された容疑者の話題となった。
リスナーからのネタハガキで、逮捕時に容疑者が発した「自分で行かせてください」「逃げも隠れもしませんから」といったフレーズを岡村の来歴になぞらえたものが送られてきた。岡村の大阪芸術大学失敗のエピソードや、芸能人なのに女性に連絡先交換を断れたトラウマネタが取り入れられた。
大学受験は、ダンスを学べると思って受験したならば、実際はクラシックバレエや舞踊の学科であり岡村が得意とするブレイクダンスは「ダンスじゃない」と全否定された鉄板のトラウマエピソードである。女性との連絡先も、連絡が取れない場合は「この世にいないと思うことにしている」といった岡村独自の思考法がたびたび番組で披露されている。
岡村は「このネタは来ると思った」と話し「あの人、一生あの動画残るよね」と話した。岡村は常々ネットの情報拡散を憂慮しているが、それが現実のものとなってしまう好例といえるだろう。
続けて「えらいことになっているけど、ほんまドライブレコーダーとかしっかりつけていないと、何がどこでどうなるかわかりませんから」と警鐘を鳴らした。岡村は日常的に車を運転するため、自分も決して無関ではないといった危機感があるのかもしれない。
岡村は容疑者の印象として「怖かったもんあの人、見てくれが」と語り「声が消されているけど、向かってくるときに口をぶわーっと開けている。あの映像見るたびに、ふわーっと思ってしまう」と恐れている印象を語った。こちらも、容疑者は大阪府出身だけであり、関西人の岡村は、ああいった輩の姿を身近に見ているのかもしれない。（文＝相川ナロウ）
