21日放送の『バラいろダンディ』（TOKYO MX）において、梅沢富美男が煽り運転と暴行容疑で逮捕された男性容疑者に激怒した。男性容疑者をかくまっていた女性も犯人隠匿の容疑で逮捕されている。
梅沢は「ずっと事件を見ていたから俺も考えたんだ。こいつらは想像力の欠如なんだな。こういうことをしたら相手がどうなるかってことがわからなぇんだ」と、自己中心的な言動を厳しく断じた。確かに逮捕された男女は、自分たちの世界が強固にありそうな分、周囲に対する想像力や配慮といったものがなさそうではある。
梅沢は続けて「普通なら『何飛ばしてんだ、事故でも起こしちゃうぞ』と考えられる人はそういうことは起こさないんだ。でも、こいつらは自分が煽り運転をして事故を起こしたらどうなるかわからないんだよ」と喝破。それゆえに「捕まったときにこうして顔隠してただろ。今、一番反省しているんだよ、あのバカは」と痛烈に批判した。
確かに、ドライブレコーダーに記録されたオラオラ系の姿と、逮捕時の懇願するようなか弱い叫び、さらにとにかく顔を隠そうとする姿にはギャップを感じざるを得ない。
梅沢は「本当に相手のことを考えられないようなやつがこういうことをするんだ」と厳しく断じた。梅沢は過去に同番組において、野球場で子供をぶん投げた男性には「自分の子供に、よくそんなことができるもんだな。恥を知れバカ」と批判し、秘書に対する暴言が報じられた石崎徹衆議院議員に対しても「歳上の人間に何聞いてんだ。調子こいてんなよ」と厳しく断じた。曲がったことが大嫌いな梅沢であるだけに、煽り運転の男性にも激しい怒りを覚えたようだ。
梅沢の指摘する「想像力の欠如」は今の現代日本社会全体に蔓延する問題であるともいえるかもしれない。（文＝相川ナロウ）
