“お祭り”だからこそ、毎年いて今年パッとしない選手は選ばなくていいだろう。
NPBは1日、今月12・13日に行われる「マイナビオールスターゲーム2019」の監督推薦での出場選手27名を発表した。その中には現在セ・リーグ最多勝で並ぶ巨人・山口俊、DeNA・今永昇太、中日・柳裕也の3選手や、今年先発としてブレイクし防御率リーグトップを走るオリックス・山本由伸ら、好成績を残している選手がずらりと並ぶ。しかしその中で、今季不調の巨人・菅野智之が選ばれていることに、疑問の声が続出している。
菅野はドラフト1位で巨人に入団すると、ルーキーイヤーから13勝を挙げ、2年目の2014年に最優秀防御率・ベストナインなど初の個人タイトルを獲得した。さらに2017・2018年には、投手最高の栄誉である沢村賞を2年連続で受賞。2018年のクライマックスシリーズでは、NPBポストシーズン初となるノーヒットノーランも記録し、“球界のエース”としてその名を轟かせている。