高校野球金足農・吉田輝星がプロ野球界に殴り込みへ!根尾・藤原との“平成最後のBIG3”として複数球団の1位指名は必至か?

編集部
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 100回大会を迎えた今夏の全国高校野球で準優勝を果たした金足農業(秋田)のエース・吉田輝星が、2日の福井国体準々決勝、常葉大菊川(静岡)戦に登板。試合後には「後悔をしないような道を選びたい」と真剣な表情で答えるなど、プロ進出の方向で話が進みそうだ。

 現在ほどの注目を集めていなかった今年の春の段階では、八戸学院大への進学に進路を絞っていた。しかし、甲子園やU18日本代表など、レベルが高く、国内外の同年代の選手と切磋琢磨する機会を通じて心境に変化があったようだ。吉田の中で大きく膨らみ続けた「プロ」への憧れ。関係者にはプロ挑戦を口にしているようで、周囲は大学進学を勧めている状況下でも「両親や監督などとも話して、客観的に能力を判断して決めたい」と吉田は話している。3日に地元である秋田に帰省後、家族や金足農の中泉一豊監督と話し合いを経て進路を決めることが有力視されているが、最終的には吉田本人の意思が優先されるもようだ。

 高校最後の公式戦となった2日の常葉大菊川戦では5回4安打無失点、11奪三振という超高校級のピッチングを披露。さらに、球速においては自己最速を2キロ更新する152キロをマークし、完成形ではなく伸びしろ十分の“進化途中”であることを周囲に印象づけた。進路未定の段階から巨人、DeNAなどはピッチャーとしての資質に加えて、観衆を惹きつける希代のスター性も高く評価している。夏の甲子園閉会後から1位候補として検討していた球団は多いが、プロ志望届提出となれば、25日のドラフト会議では大阪桐蔭の根尾や藤原と並んで複数球団の1位指名による競合は必至だろう。

 プロ一直線と心に決めた吉田にとって、見据える未来には自身のさらなる成長と大観衆が見守るなかでの大活躍以外にないだろう。侍ポーズがプロ野球の舞台でも見られると思うと、いまからわくわくが止まらない。

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