サッカー大学生A代表・上田綺世がコパ・アメリカで非難の的がかわいそう「点取れなきゃ終わり」

編集部
 そんな上田だったが、コパ・アメリカでは3試合全てに出場しながらノーゴールに終わり、周囲の期待に結果で応えることはできなかった。とくに3戦目のエクアドル戦では、同点の後半21分に出場し決定機を迎える場面もあったが、シュートは枠を捉えることができずゴールネットを揺らすには至らなかった。
 スタッツによれば、3戦を通じた上田の「決定機でのミス」は5回。グループステージに限れば、2位がウルグアイのルイス・スアレスら2回なだけに、圧倒的に「チャンスを潰している」という言い方もできてしまう。

 ネット上でも上田の評価は大きく割れている。「決定力ゼロ」「点取れなきゃ終わり」「0/5だからな、さすがに酷いよ」と、結果を出せなかった上田に対する酷評は少なくなかった。
 しかし、「どこの国相手でも簡単にスペース見つけて簡単にフリーになってるな。すげぇ」「動き出し・ポジショニングは良い」など上田の才能を評価する声や、「あと5~6試合で慣れて結果につながれば良し」といった、A代表初選出となった大学生の将来性に期待するファンも多く見られた。

 「結果を出してナンボ」の世界では、得点を決めるべきFWが5度のチャンスを活かせなかった部分はバッシングされても仕方ない。だが、上田は3試合中2試合が途中出場ながら相手DFの裏を突くプレーで多くのチャンスを生み出していることも見逃してはいけない。
 今後、プロの世界に入り、世界レベルでの対戦も経験するであろう若武者にいま向けるべきは、酷評よりも未来へのエールではないだろうか。

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