高校野球智弁和歌山監督がサッカー蔑視発言?スポーツ界で相次ぐ炎上発言なんて高齢世代には“他人事”

編集部
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 甲子園・金足農フィーバーの興奮冷めやらぬ25日、甲子園歴代最多の68勝を誇る智弁和歌山の高嶋仁監督(72)が勇退することが発表された。智弁和歌山と言えば、高校野球界では知らない者がいない“THE・強豪校”。現役では日本ハムの西川や中日ドラゴンズの岡田などプロ野球選手を多数輩出してきた。

 体力面の低下が監督業を退く理由としているが、去り際の潔さはまさに名将。退任会見では、後任を務める元阪神タイガース・智弁和歌山OBの中谷新監督に「少人数の良さを生かしたチームづくりをしてほしい」と、少数精鋭を貫いた高嶋イズムを継承した。師から弟子へ、伝統のタスキを受け渡す瞬間に立ち合った人々は「智弁和歌山は飛躍していくだろう」と感じずにはいられなかっただろう。

 ただ、きれいな幕切れにシミを残す発言を高嶋はしてしまった。今後の夢を問われた高嶋は「野球の底辺といいますか、小学生とかに野球の楽しさを教えたい夢はあります。広場を見たら(子供がやっているのは)サッカーなんですよ。ちょっと違うなという感じもする。小さい子に教えたいなというのはある」と、サッカーに対してチクリ。「野球>その他スポーツ」という思想を感じさせる偏った発言は、「教育者としていかがなものか」といった声が挙がっている。

 アメフトにボクシングなど、その道のトップが失言により世間を騒がせていることは周知のとおりである。にもかかわらず飛び出した“サッカー蔑視”と取られかねない発言。御年72歳であることを鑑みると、長年思っていたことなのだろう。矯正の余地に期待するよりも、呆れつつも穏便に流すことが現代人にとっては大事なのかもしれない。

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