YouTubeより
衝撃的な「体罰動画」が流出し、波紋を呼んでいる。
とある少年野球チームの様子がYouTubeにUPされたのだが、その内容が「中年の男性監督が選手を怒鳴りつける」まではともかく「拳で殴る」シーンまでもあった。殴られた小学生が吹っ飛ぶほどの強さで、である。
この動画はネット上でまたたく間に拡散され、大炎上。「これは最悪だ」「ひどすぎる、訴えろ」と怒りを向ける声や「中年の野球監督ごっこに付き合うことない」「自分より弱い人間にしか強く出られない人」と、監督の人間性に逆に同情しているようなコメントもあった。それだけ幼稚、かつ危険な行為であるという認識もないということか。
先日の高校野球でも「投手の酷使」が問題視され、高野連がそれを容認するような発言をしたことでさらに疑問が持たれている。もちろんしっかりした指導者もいると認めた上で、やはりこういう愚かな大人がいることも事実のようだ。
「『野球の指導者なんてこんなのばっかり』という声もありますが、野球に限らずスポーツ指導者の大半はこんなものでしょう。まともに教育もできないくせに選手に当たり散らすさもしい人間がほとんどと思います。『強くなるため=制裁』という考え方が前時代的ということにすら気づけないんですから、どれだけ頭が悪いのかと。こんな人々が指導者になるわけですから、高校野球の酷使なども当然起こってしまうわけです。今の中年、初老のスポーツ指導者の大半は無能と考えていいのでは」(記者)
もう部活や「健全」という建前のスポーツ活動などなくてもいいのでは……そんな思いにすら至ってしまう。