ボツネタで『細かすぎて~』に合格したこがけん、鳥居みゆきも同じパターン?

相川ナロウ

『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)で決勝進出を果たし話題となったこがけんのインタビューが「FLASH」(光文社)のウェブサイト「SmartFLASH」に掲載されている。

 聞き手を務めるのは、こがけんの元先輩芸人にして、現在は雑誌記者を務める元ジャリズムの山下しげのりこと、インタビューマン山下である。こがけんは4月29日に単独ライブ『こがけんのOH MY GOD! ~ベスト&モア~』を控えている。

 こがけんといえば2016年に出演した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の名物企画「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で「ハリウッド映画に登場する“オーマイガー”」ネタでブレークを果たした。実はこのネタは、3年前に一度同じものでボツになっているという。

『細かすぎて~』のオーディションは、素人も参加可能なため、何百人も受ける。そのため一度見たネタでも、審査する放送作家やディレクターは覚えていない可能性があるのだろう。さらに、その時の流行りといったものもありそうだ。同じような経験をした芸人はほかにもいる。

「鳥居みゆきは、『ヒットエンドラーン』と叫びながら髪を振り乱す狂気のキャラで08年ごろにブレークを果たしましたが、実はまったく同じネタで『エンタの神様』(日本テレビ系)のオーディションを受けて落ちていたそうです。鳥居がテレビに出はじめると、『エンタ』からも同じネタを披露してほしいとオファーが来て『一度落ちているのに……』と複雑な心境だったようですね」(放送作家)

 芸人が売れるにはタイミングも重要なのだろう。そのため自分の得意分野や、面白いと思うネタを信じて地道に続けていくことも必要かもしれない。
(文=相川ナロウ)

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