「Mr.ビーンのそっくりさん」に落ちぶれたカルロス・ゴーン。日本では、過去の手腕より容姿に高評価が集中する皮肉!

編集部

 

 金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕された、日産自動車の代表取締役会長のカルロス・ゴーン。22日には同社の臨時取締役会において会長職を解任され、かつて経営難に陥っていた日産自動車を再建した豪腕経営者の一時代が終わりを告げた。

 連日のニュースでは、「コストカッター」の異名どおりに主要工場の閉鎖・人員削減などを断行し経営再建を実現する一方で、不正により私腹を肥やしてきたゴーンの“行動”を糾弾されている。ただ、本当に怒っている人が多数いる一方で、ゴーンの“容姿”を茶化す意見がネット上に広まっている。それが、「カルロス・ゴーン、Mr.ビーンと瓜二つ説」だ。

 Twitterには、カルロス・ゴーンの様々な写真のなかに、1990年代に大ヒットしたホームコメディの主人公で、イギリス人コメディアンのローワン・アトキンソン扮する「Mr.ビーン」をコラージュした画像が拡散。ゴーンの逮捕情報が世間をかけめぐった19日・18時29分付のTwitterトレンドの「日本」部門で、1位に「日産のカルロス・ゴーン会長、逮捕」がランクインし、なんと2位に「Mr.ビーン」が肉薄。5位に「ルノー」、6位に「有価証券報告書の虚偽記載」、7位に「NISSAN」がそれぞれランクインしており、皮肉にも不正行為に勝るとも劣らぬ注目を集める事態となった。

 いまなお白人至上主義が根強いと言われるフランス。日本が誇る自動車会社で長年にわたり私服を肥やしてきたゴーンからすると「東洋の島国のくせに、たてつきやがって」というのが本音かもしれない。ただ、コストカッターとしての栄光はもう過去のこと。日本における現在の位置づけが「Mr.ビーンのそっくりさん」ということを、不正を反省しつつ理解してほしいものだ。

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