沢田研二、ドタキャン騒動よりもヤバい「駅員頭突き」と「いもジュリー」2大事件

編集部

「ジュリー」の愛称で知られる歌手・沢田研二が10月17日、さいたまスーパーアリーナで公演予定だったコンサートを開演直前に急きょ中止にした件が波紋を広げている。

 沢田は集客状況を9000人と聞いていたが、実際は7000人だったことで中止を決断。ネット上では今も批判が鳴りやまない状況だ。

 特に若い世代の中には沢田についてよく知らない人も多いようだが、その実績は今のタレントでは考えられないほど凄い。

「67年に『ザ・タイガース』のローディー兼ボーカリストとしてデビューすると、中性的な容姿で絶大な人気を博し、71年のソロ転向後はシングルの総売り上げ1200万枚以上を記録。昭和の歌手売り上げランキング1位となっています。78年の人気絶頂期には、テレビ出演700本以上、地方公演100日以上と文字通りスーパースターでしたね」(ベテラン芸能記者)

 そんな沢田にトラブルは付き物。起こしてきた“暴れん坊”事件は枚挙に暇がないほどだ。

「有名なのは75年の『頭突き事件』と、翌年の『いもジュリー事件』です。前者は東京駅でファンの出迎えを受けた沢田に駅員が『キャーキャー騒ぐだけのミーハーはくだらないなぁ』と言ったことで、トラブルに発展。沢田は『くだらないとは何事だ!』と、駅員の両肩を掴んで頭突き。駅員は鼻血を出す怪我を負いました。後者は新幹線車内で食堂車に行く20代の乗客が『いもジュリー』と言って通り過ぎたことに立腹。沢田は戻ってくるのは待ち構え、『さっき何と言った』と詰め寄り、顔面にパンチをお見舞いしています」(前出・芸能記者)

 ライブでも沢田の傍若無人ぶりは有名だったという。

「双眼鏡で観ているファンをネチネチ口撃したり、延々と続く時事ネタに飽きたファンが『歌って』と声をかけた際には、『黙っとれ!』と激高したこともありました。04年の水戸公演も今回同様、『動員数が少ない』という理由で当日の公演1時間前に中止しています。事件を起こすたびに、ワイドショーで叩かれたので、ライブの取材ではテレビ局には声をかけないほどプライドが高い」(前出・芸能記者)

 こうした歴史を紐解けば、若い世代にも「僕にも意地がある」との沢田の信条を少しはおもんばかれるようになるかもしれない。

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