人気ミュージシャンたちの俳優業挑戦の背景は?

編集部
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  現在放送中のフジテレビ系“月9”ドラマ「突然ですが、明日結婚します」でヒロイン役の西内まりやの相手役を演じ、俳優業に初挑戦しているのが、人気バンド「flumpool」のボーカル・山村隆太だ。

  同ドラマの制作発表会見で山村は、昨年11月に突然オファーが来て、それを受けたことを明かしていた。

  また、2月から公開されている映画「きょうのキラ君」では、主題歌『今まで君が泣いた分取り戻そう』を担当する人気バンド[Alexandros]のボーカル・川上洋平が友情出演し、俳優デビュー。

  アニメ映画「君の名は。」の主題歌を歌いブレーク中の「RADWIMPS」のボーカル・野田洋次郎は2015年公開の映画「トイレのピエタ」で主演を務めて俳優デビューを飾り、「第39回日本アカデミー賞の新人俳優賞などを受賞。
  今年4月スタートのテレビ東京系ドラマ「100万円の女たち」ではドラマ初出演にして初主演を務めることが決定している。

  今が旬の人気バンドの主力メンバーが相次いで俳優デビューを果たしているが、その背景にはいったいどんな事情があるのか?

「昔カタギのバンドマンたちは『俺は音楽しかやらない!』とかなり頑なだった。ところが、最近のバンドマンたち、とくに売れっ子は非常に頭が柔軟な印象です。中でも、ボーカルのような“フロントマン”は売れるにつれ、ソロ活動も視野に入れるようになる。そうなると、選択肢として真っ先にくるのが俳優業。音楽活動が軌道に乗り、ソロ活動も…となったところで、それぞれ俳優業のオファーを受けたのではないでしょうか」(大手レコード会社のプロデューサー)

  古くはグループサウンズで一斉を風靡した堺正章、沢田研二、萩原健一らが所属バンド解散後、俳優業に転身して成功を収めているが、現役人気ミュージシャンの俳優業転向で世間を仰天させたのが矢沢永吉だ。

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