イケメンモデルの“プライド”を捨てブレークを果たした俳優たち! その成功の秘けつとは?

編集部
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  今年ブレークした俳優の一人といえば、モデル出身の坂口健太郎だろう。

  元々は、ファッション誌「MEN’S NON-NO」(集英社刊)のモデルとして人気を集め、“塩顔男子”ブームの火付け役に。
  2014年に俳優デビューを果たし、今年放送されたNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」でブレークを果たし、プライベートでも同ドラマで共演し、かなわぬ恋の相手役だった女優の高畑充希との交際が伝えられている。

「小栗旬、綾野剛と同じ事務所に在籍し、所属事務所は次世代の看板俳優を目指して必死に売り出していました。作品によってさまざまな役を演じていますが、坂口はトップモデルのプライドをかなぐり捨てて色々と勉強し、俳優として成長。来年は歌手のmiwaとのW主演映画『君と100回目の恋』も公開されるだけに、さらなる飛躍が期待されています」(映画配給会社スタッフ)

  今でこそ、モデルから俳優への転身は珍しくない、既定路線と化しているが、「1980年代、90年代の頃はモデルと俳優の間にはかなりの“壁”があり、現場ではモデルあがりを軽んじる共演者やスタッフもいました」(スポーツ紙デスク)という。

  そんな中、モデルから俳優に転身して成功した先駆者とも言えるのが阿部寛だ。

  坂口と同じファッション誌のトップモデルとして絶大な人気を誇ったが、1987年に公開された南野陽子主演の映画「はいからさんが通る」に抜擢されて俳優デビュー。

  だが、しばらくは俳優として鳴かず飛ばずが続き、揚げ句の果てには、かつて一世を風靡した有名人を捜索するバラエティー番組「あの人は今!?」で紹介されたことも。

  その後、一念発起して演技を磨き、今や日本を代表する人気俳優の一人となった。

「どんな役でもこだわらず、とにかく役者の仕事を入れた。1993年に故つかこうへいさん作・演出の舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』ではバイセクシュアルの部長刑事役で主演を務め、そこから役の幅が広がり一気にブレークしました」(前出のスポーツ紙デスク)

  また、今やバラエティーもこなす沢村一樹は「MEN’S CLUB」(ハースト婦人画報社刊)の専属モデルとして活躍したが、1996年に俳優デビュー。

  当初はイケメンの役回りばかりが多かったのだが、「バラエティー番組でブルース・リーのモノマネをしたり、子供の頃から好きだったという下ネタを解禁。すると、いわゆる“三の線”の役も回ってくるようになり、俳優として一気にブレークを果たしました」(前出の映画配給会社スタッフ)

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