西野七瀬、“号泣事件”で白石麻衣との不仲がウワサされた過去も… 乃木坂46時代の“先入観”を告白

永尾兼

 女優の西野七瀬が7月13日深夜に放送されたバラエティ番組『グータンヌーボ2』(カンテレ)で、乃木坂46時代の苦労話を語った。

 この日、同じレギュラー出演者の長谷川京子、田中みな実、満島真之介とともに、「こういう人はこうに違いない」という先入観についてトークを展開した西野。その流れの中で、自分が先入観を“もたれてしまう”と体験談を語ったが、アイドル時代はメンバーとの仲良しエピソードを求められることが多く、上手くトークできないと「ほら仲悪いじゃん」とツッコまれてしまっていたという。

 乃木坂46に限らずメンバーとの関係を探られてしまうのは、女性アイドルグループ“あるある”ともいえる。西野には以前、自身と同じくセンター経験が多かった白石麻衣との“不仲説”がネット上でささやかれていた時期がある。

 疑惑が浮上するキッカケになったのは、2012年に放送されたグループの冠番組『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)での一幕だった。白石が西野に「壁を作られている」と訴え、それに対して西野は「近寄りづらい」と返したが、その背景にあったのはふたりの関係性だ。白石はデビュー時からエース格だったが、西野はまだ目立つ存在ではなく、白石に恐縮している様子だった。

 番組では、西野が親しいメンバーにはボディタッチすることから、試しに白石にハグすることになったが、白石は番組を盛り上げようと冗談で逃走。西野がこれを真に受けて号泣してしまったため、それ以降、色眼鏡で見られるようになってしまったようだ。

 その後、西野が白石と双璧をなすエースに成長したこともあり、ネット上では根も葉もないウワサが飛び交うことに。しかし、18年11月に放送された冠番組『乃木坂工事中』(同)で、西野の卒業記念企画として白石と対談したときに “号泣事件”は笑い話になり、改めてハグしたことで不仲説を完全払拭し、ファンを感動させた。

 さらに西野は、「表面上ではそこまでコミュニケーション取る感じではなかったけど、グループを引っ張ってくれてたから」と白石に感謝の気持ちを伝えたが、グループの先頭に立って活躍してきた者同士だからこそ分かり合えることもたくさんあったのだろう。

 今年1月からは『アサヒスーパードライ』のCMで共演し、5月18日と25日に放送された『グータンヌーボ2』に舞台出演のため欠席した西野の代わりに白石が代理出演するなど、今年に入ってから仕事で絡む機会が徐々に増えている。乃木坂46を卒業後も女優業やタレント業で多忙を極めるふたりだが、今後も後輩たちの憧れの存在として活躍し続けてくれそうだ。
(文=永尾兼)

<ライタープロフィール>
 AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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