菊池風磨、“王道ジャニーズ”目指すも「無理」? 田中樹との“不良コンビ”に注目集まる

大西かずや

 9月6日から帝国劇場で公演される舞台『DREAM BOYS』に主演するSexy Zoneの菊池風磨と、そのライバル役を演じるSix TONESの田中樹が7月1日発売の「女性セブン」(小学館)に登場し、ファンの注目を集めている。

 同舞台は、2004年に滝沢秀明(現ジャニーズ事務所副社長)が主演を務める『Magical Musical「DREAM BOY」』として初演されて以降、KAT-TUNの亀梨和也やKis-My-Ft2の玉森裕太など、同事務所に所属する人気者たちが主演を務めてきた。

 そのため、今回の抜擢を受けて菊池は「オレもついに王道ジャニーズの仲間入りか」と喜ぶも、田中から「いや、無理だろ(笑い)」と容赦なくツッコまれ、ファンの笑いを誘うことに。こんなやりとりができるのも、同期で同じ1995年生まれ、プライベートでも親交が深いからこそだろう。

 生前、同舞台の作・構成・演出を務めた事務所の創始者であるジャニー喜多川氏から「不良」と呼ばれ、“問題児”であることを自負しているというふたり。田中は「オレたちが帝国劇場でメインを務めるなんて、一生ないと思ってた」と語り、菊池も「天国のジャニーさんもきっと驚いてるよ」と発言するなど、“日本ミュージカルの聖地”とも呼ばれる同劇場でメインキャストを務めることは、本人たちにとって予想外だったようだ。

 ただ、同舞台はボクシングを通じて“少年たちの夢と挫折、友情”を描くもので、普段から交流があるからこそ、ふたりの息の合った演技が期待されての抜擢、という見方もできそうだ。菊池は以前、田中が今回演じる役で出演した経験があるが、ジャニーズ内でも屈指の肉体美を誇るだけに舞台映えする姿で再びファンを魅了することになりそうだ。

 田中も同舞台に出演経験があるが、そのときは実の兄で元KAT-TUNの田中聖の弟役を演じた。今回、その聖と同じ役を演じるとあって、歴代の先輩たちとの比較も含めて、どう個性を出していくかという点でも注目が集まる。

 今回のインタビューの最後、菊池は「想像を5倍、10倍超える、伝説に残る舞台にしようぜ」と意気込みを語っている。天国にいるジャニー氏を驚かせるような作品になることを、ファンの多くも期待していることだろう。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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