桐谷美玲、4年前から出演作途絶えていた原因が判明? 事務所に「女優休業宣言」報道

斉木順

 モデルで女優の桐谷美玲が、所属事務所に“休業宣言”を突きつけていたと報じられた。背景には事務所への不信感があるとも指摘され、同事務所から退所者が相次いでいることもあってファンの心配の声が広がっている。

 発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が『桐谷美玲 事務所に突きつけた「休業宣言」』と題して報じており、記事によるとドラマのオファーがあっても桐谷は首を縦に振らず、女優業が休業状態になっているという。

 その理由として、同誌は桐谷と所属事務所「スウィートパワー」の仕事量をめぐるすれ違いがあったと指摘。桐谷は数年前から自由な時間がほしいと訴えていたが、ドラマや映画などの拘束時間の長い仕事が集中し、事務所と距離ができてしまったという。

 同誌の取材に対し、事務所側は女優業のセーブを否定した。しかし、事実として桐谷のメインキャストでの出演は、ドラマが2017年放送の『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)、映画は同年末公開の『リベンジgirl』が最後。誰もが認める人気女優のはずなのに、数年にわたって演技の仕事から離れている。

 桐谷は2018年に俳優の三浦翔平と結婚し、昨年7月に第一子となる男の子を出産。育児で仕事をセーブするケースは多々あるが、それ以前から女優業で出演作が途絶えているとなると「何か理由があるのでは」と勘繰りたくなるのも当然だろう。特に、桐谷の場合は現在も女性からの支持や好感度が高く、CMやファッション誌では変わらずに活躍しているのでなおさらである。

 桐谷が所属する「スウィートパワー」といえば、今春に敏腕で知られる女性社長の「セクハラ・パワハラ」疑惑が週刊誌で報じられた。また、昨年から女優の南沢奈央、元KARAの知英、俳優の高杉真宙が相次いで退所。先日、若手の売れっ子俳優だった岡田健史が同事務所との契約解除を求めて裁判を起こしていることも明らかになった。

 そんな背景があるため、業界内やネット上では「桐谷美玲も退所するのでは」などと心配する声が上がっている。
 
 もしそのような事態になれば「スウィートパワー」にとっても存続の危機だ。同事務所は、稼ぎ頭だった堀北真希さんが2017年に引退し、同時期にトップ女優として活躍していた黒木メイサは結婚・出産後に半休業状態に。さらに、男性部門で売り出した高杉は退所、岡田は契約解除をめぐる裁判トラブルとなっている。

 いずれにしても、完全に女優業から離れてしまっている現状はファンにとっても寂しいだけに、桐谷がドラマや映画に出演できる環境が整うことを祈りたいが……。
(文=斉木順)

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雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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