欅坂46の元メンバーで女優の今泉佑唯が、6月いっぱいをもってオフィシャルファンクラブ「ずみちゃんはうす」の全サービスを終了することを発表した。妊娠中に婚約者が逮捕・略式起訴されるという苦境の中、彼女を支えてきたファンとの「最後の絆」も途切れてしまうことに心配の声が集まっている。
ファンクラブのサービス終了は、5月31日に公式ホームページで告知された。終了の理由は「今後のコンテンツのご提供が困難になったため」とし、6月末日をもって「全サービスを終了させていただくことになりました」と報告している。
今泉は今年1月、国内屈指の人気YouTuberだった「ワタナベマホト」こと渡辺摩萌峡氏との結婚、妊娠を発表。ところが、3月に当時15歳だった女性が未成年と知りながらわいせつな画像を撮影させ、自身のスマートフォンに送信させたとして、渡辺氏は児童ポルノ法違反の疑いで逮捕。その後、渡辺氏はYouTuber引退を宣言し、4月に略式起訴された。
複数の報道によると、今泉と渡辺氏は現時点で婚姻届を出しておらず、まだ法的には夫婦になっていないが、出産予定は6月中旬に迫っている状態。当初、今泉は「体調を考慮しながら芸能活動を続ける」としていたが、婚約者のゴタゴタなどもあって復帰のメドは立っておらず、出産後も表舞台に戻ってこられるのかは微妙な状況だった。
そんななかで「ファンクラブ終了」が告知されたため、ネット上のファンからは心配の声が続出。「ずーみん大丈夫かなあ…」「また笑顔で戻ってきてほしいけど不安」「ずみこ、元気であってくれ…」「ファンクラブ終了したら完全に収入がなくなってしまうのでは？」といったコメントが多く寄せられている。
また、ファンからは「このまま引退なのかなあ…」「芸能界引退の布石にみえる」「子育ても大変になるだろうし、やっぱり引退しちゃうのかな」といった声も。安定した収入が見込めるファンクラブを終了させる意味は大きく、この決断に不穏なものを感じたファンは少なくないようだ。
昨年7月、今泉は「auじぶん銀行」の初代イメージキャラクターに就任して1年間の活動を予定していたが、体調不良やプライベートな問題でほとんど活動できないまま、今年5月にモデルで女優の水原希子にバトンタッチしていた。これも今回のファンクラブのサービス終了を予感させる出来事だったといえる。
ファンクラブのサービス終了理由の「今後のコンテンツのご提供が困難」という文言をみても、仕事復帰の可能性は当面なさそう。とにもかくにも、無事に出産を終えてママとして元気に子育てに励むことできるよう祈りたいが、ファンとしては寂しい状況が続くことになりそうだ。
（文＝斉木順）
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