宇垣美里、田中みな実&鷲見玲奈に逆転勝ちする大チャンス!? 中島健人主演ドラマに「出演内定」報道

斉木順

 元TBSでフリーアナウンサーの宇垣美里が、7月クールに放送されるドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)に女優として出演することが内定したと報じられた。くしくも、人気フリー女子アナたちに「失速」の気配が見え始めたタイミングで、これをきっかけに宇垣アナが急浮上するのではないかと期待を集めている。

 27日付の「日刊大衆」(双葉社)が『宇垣美里「ヤラカシ鷲見玲奈&あざとい田中みな実」に逆襲!?「中島健人ドラマ」で女優!』と題して報じており、記事によると、Sexy Zoneの中島健人と女優の小芝風花のダブル主演で7月期に放送される『彼女はキレイだった』に宇垣アナが出演するという。

 記事では、宇垣アナが“サイドストーリーの要”になる役柄を担当するのではないかと推測され、同作で才能が認められれば売れっ子女優に成長していく可能性もあると指摘されている。

 これまでも宇垣アナはドラマに出演したことがあったが、その大半がアナウンサー役や本人役でのゲスト出演。恋愛ドラマにレギュラー出演となれば、満を持しての本格的な“女優業進出”となる。フリー転身当初から「ブレイク確実」といわれながら、今ひとつ弾けきれずにいた彼女にとって大きな転機となりそうだ。

 現在、フリー女子アナ界でトップを走っているのはTBSの先輩にあたる田中みな実アナ。もともとは宇垣アナが「ポスト田中みな実」と呼ばれていたが、元テレビ東京の鷲見玲奈アナがそのポジションを奪い取って二番手につけている状況だ。

 宇垣アナは田中・鷲見の両アナに大きく水をあけられていたが、ここにきて情勢が急変した。

 先日、田中アナはトーク番組で「ゲームは『だらけてる』と思っちゃう」「男の人の家にゲーム用のイスがあったら嫌」などとゲーマー批判を展開したことで大炎上。それをきっかけに、たびたび発言に批判が集まる「炎上体質」になり、好感度の低下が危惧されている。

 また、鷲見アナは今月中旬に緊急事態宣言下の都内の居酒屋で「深夜デート」していたと週刊誌に報じられ、そのお相手だった30代の大手航空会社勤務のパイロットと「3年交際」「今春から同棲中」などと伝えられた。男性支持が生命線の鷲見アナにとっては大きな痛手であり、人気への影響が心配されている。

 この両アナのピンチは、逆に言えば宇垣アナにとって再浮上の最大のチャンスだ。

 宇垣アナといえば、TBS入社2~3年目にプロデューサーから番組降板を伝えられて「突然の降板に納得できず、相手が買ってきたコーヒーを『あなたからもらった物は飲めません』と目の前で捨てた」という逸話があるなど、外見から想像できない気の強さがネックになるのではないかと指摘されたこともあった。

 しかし、そうした性格もフリーアナとして揉まれたことで丸くなったといわれ、チャンスがめぐってくる時期としては最高のタイミングといえる。

 抜群の美貌とスタイルは田中・鷲見の両アナにまったく負けておらず、あとは「きっかけ次第」ともいわれていた宇垣アナ。7月期のドラマ出演がその大きな転機となるのか、今後は彼女から目が離せなさそうだ。
(文=斉木順)

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雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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