King & Prince新曲好発進も…初日売上が前作から「約20%ダウン」! “脱王子”売りにファンの本音は?

北河花

 King & Princeのニューシングル「Magic Touch/Beating Hearts」が、18日付「オリコン デイリー シングルランキング」で首位に輝いた。

 今作はCDデビュー7作目にして初の両A面シングル。King & Prince史上初となる全編英語詞で、「Magic Touch」はヒップホップ界のトップダンサーであるメルビン・ティムティム氏が振り付けを担当したクールなナンバー。もう一方の「Beating Hearts」は、最先端技術を採用したMVが話題になった。

 どちらもこれまでのKing & Princeのイメージを覆すようなクールな雰囲気の楽曲で、初日売上(オリコン調べ)は33万5,749枚。CDが売れない時代においては驚異の数字だが、前シングル「I promise」の初日売上41万6,360枚と比べると“約20%ダウン”という数字だ。

 17日放送の音楽番組『CDTV ライブ! ライブ!』(TBS系)に出演したKing & Princeは、トップバッターで2019年リリースの恋愛ソング「koi-wazurai」を披露したほか、「Beating Hearts」「Magic Touch」をメドレー形式でパフォーマンスした。毛色の異なる楽曲で視聴者に多様な表現力をアピールできたものの、ネット上の一部では「ビジュアルはいいけど、正直、歌うまくないね」「率直に歌下手やな…申し訳ないけど…」といった厳しい声も。さらに、一部ファンからは「新曲かっこいいけど、やっぱ『koi-wazurai』みたいなキラキラしたメンバーが見たい」「海外進出を目指してるんだろうけど、やっぱり日本語の歌詞がいいなあ」といった声が上がっていた。

 とはいえ、「Magic Touch」のMVがYouTubeで公開された際には、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマー・ELLYがTwitterで「キンプリの新曲MVをみた!! かっこいいな 好み」と絶賛。このことでKing & Princeと三代目 J SOUL BROTHERSのコラボを期待する声があがるなど盛り上がり、「新曲のおかげで、新しいファンが増えそう」と喜ぶファンも少なくないようだ。

 グループ史上最高難度のダンスに挑戦したものの、初日は売上で前作を約8万枚も下回ってしまったKing & Prince。グループが目指す海外を見据えた本格アーティスト路線に、ファンはついていけるのだろうか。
(文=北河花)

<ライタープロフィール>
『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系)の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の続編放送を夢見ながら執筆中。

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