20日のワイドショーがこぞって前日発表された星野源と新垣結衣の結婚を伝えるなか、ネット上では番組で紹介されたランキングへの違和感を訴える人が続出しているようだ。
各局情報番組が“源ちゃんロス”や“ガッキーロス”に陥っているファンを面白おかしく紹介するなか、複数の番組がTwitterの急上昇ワードを紹介。『ZIP!』(日本テレビ系)では、19日6時時点の上位20位をボードに表示し、そのうち19個がふたりの結婚を受けてつぶやかれた関連ワードであると解説した。
この上位には、「恋ダンス」「平匡さん」などふたりが共演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)絡みのワードや、「俺のガッキー」「ガッキーショック」といった“ロス”を訴えるもの、失意の男性の希望の光としてつぶやかれた「長澤まさみ」などのワードが並んでいたのだが、これにネット上では「aikoも入ってたよね?」「上位20位からaikoが抜かれた?」とシンガーソングライターのaikoが入っていないことに疑念を抱く視聴者が続出。aikoは星野の“元カノ”として知られ、実際、19日にTwitterでトレンド入りしていた。
もちろん、ワイドショーがランキングを改ざんしているわけではなく、aikoが上位に入っていない時間帯のデータを抜き出した可能性はありそうだ。
星野とaikoの交際期間については諸説あるが、2009~11年頃から交際をはじめ、14~16年頃に破局したのではないかと言われている。今回、星野の結婚が発表されたことで、aikoの心情や、“星野との失恋を歌った”とウワサされる楽曲「透明ドロップ」に関するツイートが盛り上がったことに加え、これ対して「もう、ほっといてあげてよ」「aikoは未練なんかないよ!」とフォローするファンも続出したことで、「aiko」がトレンド入りしたようだ。
今回ワイドショーの“配慮”があったのかは定かではないが、多くの人々の脳裏にaikoの顔が浮かんでしまったのは確かなようだ。
(文=鈴木紬)
<ライタープロフィール>
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。