平野紫耀「グラミー賞を狙う」と宣言! “世界基準”意識でBTSを超える快挙達成に期待

大西かずや

 人気アイドルグループのKing & Princeが5月17日発売の週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)に登場。同月19日発売のニューシングル『Magic Touch / Beating Hearts』について語るなかで、メンバーの平野紫耀が“世界進出への野望”を語り、ファンの期待が高まっている。

 両A面シングルでリリースされる本作だが、特に『Magic Touch』に関しては全編英語歌詞で、「King & Prince史上最難度」というダンスは世界的トップダンサーであるメルビン・ティムティムが振り付けを担当と、これまでになく海外を意識した作品となっている。

 そのようなコンセプトもあり、平野は「グラミー賞? もちろん、いつかは行きたいですね」との目標を明かした。グラミー賞については、2月発売の女性ファッション誌「ViVi」(講談社)で“いつか全員で辿り着きたい場所”について訊かれた際にも、「やっぱりグラミー賞の会場かな」と回答していたため、かなり強く意識しているようだ。

 同賞といえば、今年3月に開催された第63回で韓国出身の男性アイドルグループ・BTSのシングル『Dynamite』が、「最優秀ポップデュオ・グループパフォーマンス部門」にノミネートされ話題を呼んだが、“世界最高峰の音楽賞”とも称されるだけに、そこへ辿り着くまでには相当な苦難が待ち受けていることだろう。

 ただ、平野は海外のエンタメ業界のハードルの高さをすでに痛感しているようで、昨年9月リリースの2ndアルバム『L&(ランド)』の「初回限定版B」に特別収録されたドキュメンタリー企画「武者修行inアメリカ」内でダンスやボーカルのレッスンを現地で受けたものの、レベルの高さを強く感じ、さまざまなメディアで悔しい想いを吐露していた。

 その悔しさをバネにして、新曲は“脱アイドル路線”となったようだが、平野と同じくダンス経験が豊富な髙橋海人も「アイドルであることは大切にしつつ、世界に対してはハングリーでありたい。常々そう話し合っています」と語っている。

 世界進出へ向けてメンバーは一致団結している様子のため、いつかグラミー賞にノミネートされ、BTSもなしえていない最優秀賞受賞という快挙達成を期待したいところだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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