ジャニーズ事務所“伝説の稽古場”公開!『22歳退所制度』でJr.の“アピール激化”を予想する声も

大西かずや
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 ジャニーズ事務所所属の数々のタレントが汗を流してきた“伝説の稽古場”が、5月5日に放送されたバラエティ番組『そのネタ、ネタにしていいですか?』(フジテレビ系)内で公開され、ファンの熱視線を集めることになった。

 人気芸人が記者として話題の人物や業界に潜入取材し、そこで得た業界の“あるあるネタ”をコント化する、という主旨の同番組。ジャニーズが昔から稽古場として利用しているスタジオに潜入する直前、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久は「ここって潜入できるんだ?」と驚く様子を見せていた。

 そうして稽古場を覗いたところ、その場にいたのはバラエティ色の強いA.B.C-Zのメンバーだったため、緊張感が一気に解けることに。しかし、たった2時間で覚えたとは思えない完璧なダンスを披露し、さらにジャニーズJr.時代には1日に10曲の振り付けを覚えることもあったという驚きの証言が飛び出したことで、「さすが天下のジャニーズ」「底力が凄い」などと視聴者を驚かせ、ファンの興奮を煽ることになった。

 そんな有能揃いのジャニーズJr.だが、現在は数百人が在籍し、デビューできるのはほんのひと握りとあって、アピールするために各自が頭をしぼっているとのこと。河合郁人はKis-My-Ft2・北山宏光のJr.時代を振り返り、コンビで活動する先輩のバックダンサーを務めた際、ふたりの真ん中に映り込んで目立つのが上手かったことを絶賛した。

 その河合は自身の下積み時代、レッスン着のTシャツを忘れ、ジップアップタイプのジャージを素肌の上に着ていたところ、創始者の故・ジャニー喜多川氏から「You、Tシャツ着てないでしょ? 開けちゃいなよ」とアドバイスされ、ジップを下げてレッスンに臨んだことによって、「その後にグループができた」と証言。

 このネタ的なエピソードに対して、ジャングルポケットの斉藤慎二が「みんな真似するかも」と便乗してボケたが、同事務所は今年1月、ジャニーズJr.に関する制度の一部改正を発表。2023年3月31日から“22歳退所制度”(定年制)を設け、「満22歳到達後の最初の3月31日までに、ジャニーズJr.としての活動継続についてジャニーズ事務所との合意に至らない場合は、ジャニーズJr.の活動としては同日をもちまして終了とさせていただく」との方針を取るとアナウンスした。

そのため、ネット上では「デビューにこぎつける可能性があるなら、素肌にジャージでレッスンを受けるJr.も出てくるのでは」「今後は、アピール合戦がさらに激化しそう」などと予想する声も流れている。

現在、河合は“ジャニーズものまね”でブレイク中だが、これはJr.時代から10年以上にわたり培ってきたもの。“伝説の稽古場”で切磋琢磨し、新たなスター誕生を期待したいところだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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