才色兼備に熱視線! 乃木坂46メンバーの小説家、画伯…“特技”を活かして躍進

永尾兼

 現在、業界内でトップクラスの人気を誇る乃木坂46だが、その中には特技を活かして活躍の場を広げるメンバーも多く存在している。

 たとえば1期生の高山一実は、2018年11月に初長編小説『トラペジウム』(KADOKAWA)をリリースし、累計発行部数“25万部超え”のヒットを記録した。

 文芸に関しては、グループの冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)内で以前、メンバーが小説の書き出し部分を書き、その中から芥川賞作家・羽田圭介氏の作品を当てるという企画を行った際、2期生・鈴木絢音の作品が絶賛されていた。さらに4期生の北川悠理は、プライベートで小説を書いていることをブログ内で明かすなど、高山に続く“アイドル作家”が今後も輩出されることになるかもしれない。

 その北川と同期の賀喜遥香は、以前からブログ内で自筆画を紹介しており、その画力はファンの間でたびたび話題になっているが、4月8日放送のバラエティ番組『プレバト!!』(TBS系)では『消しゴムはんこ』作りに初挑戦。

 冠番組で共演するお笑いコンビ・バナナマンをモチーフにした似顔絵を彫ったのだが、プロの先生から“才能アリ”のお墨付きをもらうなど、今後は芸術的な分野での活躍が期待されている。

 一方、賀喜とは“真逆の意味”で注目されているメンバーもいるようで、3期生の与田祐希と今年3月に卒業した堀未央奈は、バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の人気企画『絵心ない芸人』にそれぞれゲスト出演し、独特な画風を披露して爪痕を残した。

 他にもそれぞれの特技を活かして活躍の幅を広げているが、高山が執筆した小説が大ヒットしたことによって新たな読者層が生まれ、文芸業界が潤う効果があったように、アイドルによる異業種での活動は本人だけでなく各業界にとっても大きなメリットになる。今後もこの流れは勢いを増していくことになりそうだ。

(文=永尾兼)

 

<ライタープロフィール>

AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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